履歴もしくは日誌
2003 年 10 月の履歴(もしくは日誌)
2003 年 10 月
10 月 27 日 誕生
文書間関係と RSS について
「RSS拡張のこころみ(その2)について」ですが,TrackBack のことはすっぱり忘れて,ある記事がどこにリンクしているか,どこからリンクされているかを表現するということで良いのではないでしょうか.
- RSS拡張のこころみ
http://www.semblog.org/i2k/archives/000210.html - RSS拡張のこころみ(2)
http://www.semblog.org/i2k/archives/000216.html
ここでは out と in という語彙を定義する事を提案しています.
- http://www.semblog.org/ns/semblog/0.1/out
あるエントリ(記事)に含まれるリンクのURI
- http://www.semblog.org/ns/semblog/0.1/in
あるエントリ(記事)が受けたTrackBack Ping元のURI
out と in ではなく linkto と linkfrom として,linkto は,RDF の主語になる記事がリンクしている先を示し,linkfrom は,RDF の主語になる記事にリンクしてきている URI を示すということにしてはどうでしょう.
linkfrom は TrackBack Ping の受信から生成しても,アクセスログから生成してもいいし.linkfrom を別ファイルで示す場合は,rdfs:seeAlso を使うとか.
そうなっていればぼくも実装できそうです.
なんてことを書いていたら,神崎さんのページが更新されて,このような事を Dublin Core の精密化要素 (拡張語彙)で定義されている references と isReferencedBy を使って表現する方法の紹介が書き加えられました.
references が,こっちからリンクしている先の URI で,isReferencedBy が,こっちにリンクしている記事の URI です.なるほど,新たな語彙を提案しなくても,すでにある語彙で表現できたのですね.
references のほうならすぐにぼくも試すことができそうです.isReferencedBy は,RSS に直接入れるのは,ぼくの環境では面倒かな.別ファイルのほうが面倒少ないと思いました.
msano さんが,提案している1つのコンテンツ(つまり、item)を示すRSS風メタデータは,おもしろいと思ったけど,よくよく見てみると,ぼくにはよく分かりませんでした.
もし <channel rdf:about="ある記事のURI"><items/><semblog:ins/><semblog:outs/></cahnnel> となっていれば,ins や outs で記述されているのが,channel rdf:about で示される記事についてって事になると思いますが,例でしめしてあるような RDF の場合は,ins や outs はそれぞれ何を示しているのでしょうか?
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