履歴もしくは日誌
2003 年 12 月の履歴(もしくは日誌)
2003 年 12 月
12 月 24 日 踏絵
Trackback ってなんなのよ
以前 Trackback について説明した記事に対してすーさんから反応がありました.曰く:
Trackbackした痕跡を使って可視化できたら面白いだろなと思ってた.
まぁ,可視化できて何が面白いって,単にほへーって眺めて自己満足の世界に入るだけかもしれないけれど.
そういう二次利用ができないのなら,コメント機能とかメールでいい気もするなぁ.引用終わり.
そうなんですよね.コメント機能があって,コメントでリンクを張れるなら,Trackback の代わりにはなりますね.
メールでの連絡だと第三者には分からないという不便があるけど,メールで連絡受けた後でリンクするなら,やっぱり第三者にリンク先が分かるわけだし.
実際には,ある記事に対しての反応を記事にすると,自然に Trackback できるようになっているツールがあります.そういう機能が使えるツールだと,とても便利なのです.ここの「履歴もしくは日誌」では手作業による Trackback ping 送信なので,特に便利な訳ではありません.
ココログでは自動化された方法が使えて確かに便利です.
それと Trackback したりされたりっていうのが,可視化できたら良いなという意見は確かにそのとおりだと思います.
他の Web サイトとの間でのリンクや Trackback の状況を表現する事を以前試してみました.でもちょっと情報を多くすると,ごちゃごちゃしてしまいます.うまくグラフを書く事ができないと,あまりおもしろくならないと思って,すぐにあきらめてしまいました.
でも glucose という Windows 用の RSS リーダの Trackback 追跡の機能を試してみたら,Web サイト間の関係をグラフではなくて,単にリスト形式とかテーブル形式で表示するだけでも,おもしろいかもしれないと思いました.
「履歴もしくは日誌」で,2 回以上リンクしているか,もしくは Trackback した Web サイトを RDF で記述すると事を試してみた事があります.それをグラフにすると,とりあえず Web サイト間関係がグラフになります.でも,そのグラフを見て,あんまり良くないと思ったのです.もう少し良い方法を考えてみます.
Trackback URI http://onohiroki.cycling.jp/tb/tb.cgi/weblog_d20031224n1 TrackBack
12 月 18 日 トモダチとトラックバック
距離と Trackback / 身近なところには Trackback 不要なのか?
すーさんのところは,トラックバックできないのが残念
って書いたら,すーさんから誰がどうして残念なのだろうか?
という反応.すーさんの疑問に答えるとこうなります:
- 誰が残念なのか
おのひろきが Trackback できなくて残念だなって感じました.
- どうして残念なのか
最近 Trackback をやり取りするのが面白く感じているのに,あまり身近なところでは Trackback できるところがなかったりするので,身近なところがトラックバックできたらいいなぁと思ったのです.
- どのくらい残念なのか
あちこち Trackback できるところがあればいいなぁ.特に身近なところとか.
でも,すーさんの疑問には,Trackback ってなんなのかを考える種があるような.
結局,普段から相手が書いたものを見ているような間柄なら,単に書けば相手が見るだろうから,わざわざ Trackback して,相手になにか書きましたよって伝えるまでもないのかも.さらに本文中でリンクしておけば第 3 者にも分かるしね.
結局は,あまり身近でないところに Trackback するから意味があるのかな.もしくは,相手がこっちに特にリンクしないだろうという場合に,第 3 者にこっちも読んでもらう時に役にたつのかな.
非常に細かい事をいうと,Trackback ping を送信したという事がメタデータとして残るなら,メタデータを解析するソフトウェアでは,単にリンクしただけとは違った結果をもたらすでしょう.semblog.org の RSS リーダである glucose は,Trackback を追跡して,記事間の相互関係を視覚的に表現したりします.
Trackback URI http://onohiroki.cycling.jp/tb/tb.cgi/weblog_d20031218n1 TrackBack
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