履歴もしくは日誌
2004 年 1 月の履歴(もしくは日誌)
2004 年 1 月
1 月 5 日
事故と自己責任と無責任と
BD サイクリングクラブとリカンベントサイクリングクラブのサイクリングの時に,メンバーの誰かが事故で死亡する事を想像してみましょう.
その後なにが起こるでしょうか?
BD サイクリングクラブとリカンベントサイクリングクラブは,その事故の後も存続するでしょうか?
毎月の荒川サイクリングは継続されるでしょうか?
ぼくらが今やっていることに足りない事はなんでしょうか?
事故があったときに,ぼくになにができるでしょう?
BD サイクリングクラブとリカンベントサイクリングクラブのサイクリングに参加して,サイクリング中に飲酒するのはかなり無責任です.もし飲酒運転で事故があったときに,事故を起こした本人は,BD サイクリングクラブとリカンベントサイクリングクラブにどんなフォローをしてくれるのでしょうか?
事故の原因は飲酒に起因していてもいなくても,飲酒しているのを見ていた人は「あのとき飲酒を注意するべきだったのではないか」とか「あのとき飲酒をやめさせるべきだった」とかって後悔するわけですが,事故の後のそういう感情に対して,事故を起こした人がなにかしらフォローできるでしょうか?
まぁ事故を起こした人が死亡してしまえばなにもフォローできないのは確実なわけですが.
ヘルメットは,かぶらないよりかぶったほうが良いです.良いに決まっています.
でも,荒川サイクリングなどでは,ヘルメットを強制するべきではないと思っています.自発的にヘルメットをかぶって走っている姿を,ヘルメットが特に必要ないと思っている人にも見てほしいのです.ヘルメットが特に必要ないと思っている人にも,ヘルメットをかぶって走る人と,一緒に走る機会を持ってほしいのです.
決してスピードを出してがんがん走るというわけでもないのに,ヘルメットを着用して自転車に乗る人がいることを知ってほしいです.できればヘルメットかぶって走る姿をかっこいいと感じてほしいです.
毎年の麦草アタックなどのようなイベントでは,ヘルメット着用を義務づけしても良いと思っています.ある程度の走りをする事を前提としているサイクリングで,ヘルメットの着用を義務づけするのはありだと思います.企画をする側としては,事故があった場合のリスクをなるべく少なくしたいですし.
ヘルメットの着用も個人の自己責任という人がいます.
でも,サイクリングの企画者/幹事が,着用を義務づけしたなら,それに従うのがルールです.参加者が事故を起こすリスクは,当然参加者自身が負うのですが,少なからず企画者/幹事もそのリスクを負う事になるのです.
今年も重大な事故がないと良いなぁと思います.でも対策とか準備はどうしたらよいでしょうか.
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