2004 年 3 月の履歴(もしくは日誌)


2004 年 3 月

3 月 19 日

イダテンジャンブ買ってしまいました

フォトエキスポに行った後で,川崎のヨドバシカメラへ.すーさんたちと苺狩りに行ったときのフィルムを現像に出していたのをやっと受け取りました.

ついでにヨドバシカメラの店内をぶらぶらと.新しくなった川崎のヨドバシカメラでは,自転車売り場とかおもちゃ売り場があるんです.で,おもちゃ売り場をぶらぶらしていたら,売っていたので買ってしまいました,韋駄天翔(イダテンジャンプ)

けっこうモノは良く出来ています.自転車はハンドルは切れないのですが,リアスイングアームが動くサスペンション機構があります.フロントフォークにはサスペンションはありません.ペダルをこぐと,チェーンの代わりのゴムで後輪が駆動できます.

この自転車に付属の人形を乗せると,後輪をまわすと,チェーンの代わりのゴムを介してクランクがまわり,ペダルに固定してある人形の足も動きます.

箱に入っていたものは以下のとおり:

自転車本体
完成した状態で箱に入っています.
フィギュア
人形です.
シューター
発射台です.自転車を載せて発射します.
グリップ
シューターにつける握り.マウンテンバイクのハンドルのグリップを模していますが,円筒形ではなくて,円筒を半分に割った形でした.
スタンド
取扱説明書には何の説明もないようですが,自転車をたてるものでしょう.
専用工具
前輪,後輪,およびフロントフォークの付け外しに使用する工具で,取扱説明書には説明がありませんが,シュータに収納できます.
取扱説明書
遊び方,パーツ交換方法などの説明があります.
デコレーションステッカー
自転車にや人形に貼る為のステッカーです.
ラックコード
自転車をシューターから発射するための道具です.握りの部分はブレーキレバーを模しています.

ラックコードという,ギザギザのついた棒状のものが付属します.これをシューターという名前の発射台に差し込みます.シューターに自転車を載せると,後輪の小歯車がシュータの小歯車(ピニオン)とかみ合います.ラックコードを引っ張るとラック(直線になった歯車)がかみ合っているピニオンを回転させ,その回転が後輪に伝わって,自転車は飛び出します.

模型の自転車の後輪のギアは,本物自転車のリアスプロケットと違って,チェーンの代わりのゴムとは反対側についています.後輪はディスクホイールというか,重さのあるはずみ車になっています.この重さのある後輪が回転する事で,自転車はある程度速度を保って走りますし,そのジャイロ効果によって倒れずにすすみます.まだ試していませんが,説明書にはシューターを傾けて発射するとターンするとも書いてあります.
(取扱説明書には発車ってあったけど,発射ぢゃないのかな.)

両輪ともゴムのタイヤをはいている訳ではなくて,つるつるの樹脂製です.かえってこの方がトリッキーは走りができるのかも.

ぼくは黒/黄/青というカラーリングのハンマーヘッドってのを買いました.てっきり箱に,キャノンデールとかスペシャライズドとか書いてあるのかと思ったら,そんなん書いてありませんでした.ステッカーにもそういうメーカロゴはありませんでした.

別売りセッティングパーツってのがあって,フロントフォームとか前輪を含むメンテナンスキットとすばらしい後輪が入ったスーパーホイールセットがあるようです.それと自転車単体売りもありました.

自転車と人形を見て一番おかしいと思ったのは,ペダルにのせた足の位置です.思いっきり土踏まずあたりでペダルを踏んでいます.もっとつま先よりでペダル踏まないと.

人形は,プロテクタースーツを来て,フルフェースヘルメットにゴーグルといういでたちです.ぼくもマウンテンバイク用のプロテクタースーツとフルフェースヘルメット持っています.
今度多摩川をのんびり走るマウンテンバイクでのサイクリングを企画してみようかな.
プロテクタスーツとフルフェースヘルメットは必ず着用,それが参加条件.

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MTB市場活性化プロジェクト

しおさんが @nak Guestbook/Message Board に書き込んだ情報によると,トミーがマウンテンバイク (MTB) のおもちゃを出すとか.

おもちゃよりも,どういうビジネスなのかという説明のほうが気になりました.

商品発売に連動し、小学生男児向けの人気コミック誌「コミックボンボン」(講談社)誌上においてMTBをテーマとしたマンガ「イダテン翔」の連載を開始、合わせてMTBの楽しさや競技性を紹介する記事展開、『韋駄天翔(イダテンジャンプ)』の商品紹介記事特集を掲載し、子供たちのMTBへの興味を喚起していきます。また、ブリヂストンサイクル株式会社、ダイワ精工株式会社(スペシャライズド)、トレック・ジャパン株式会社、キャノンデール・ジャパン株式会社といった実車MTBメーカーの憧れのブランドを『韋駄天翔(イダテンジャンプ)』として商品化、実車MTBメーカーとのコラボレーションによる共同プロモーション活動を積極的に展開していきます。

すごいですね.漫画とかテレビ番組とかと,おもちゃを連動させた売り込みってのは良くあることだと思うのですが,今回は業界を超えた「MTB市場活性化プロジェクト」という形で売り込みやるんですね.漫画とおもちゃだけでなく,実在するマウンテンバイクをモデルにすることで,子供たちのMTBへの興味を喚起していきますってんだから,すごいなぁ.
ブリヂストン,スペシャライズド,トレック,キャノンデールのそれっぽいマウンテンバイクに乗っている人は,子供受けが良くなるかも.

こういうのがきっかけになって,サイクリングする人が増えるといいんだけど,製品映像をみると,マウンテンバイクの競技の方面なんですね.それもダウンヒル系なのかなぁ.

いろんな思惑がからみあって,実際にどういう影響が出るのか興味深いです.

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