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Windcheetah

マイク・バローズ氏は記録を作るために 3 輪のリカンベント(トライク/Trike)を設計した.2 つある前輪の間にライダーがおさまり,ライダーの後に 1 つの後輪がくる.これによって思いっきり車高が低く抑えられた.全幅もトライクとしては最も小さい.そして全体をフェアリングですっぽりと包んだそれは 1 時間に 100 km 以上走った.人力で 100 km/h 以上でるのだ.

時速 100 km を越えることができたリカンベントは幾つかあるが,Windcheetah はそのひとつ.記録を出した車両とは若干仕様は違うが,フェアリングなしのそれが市販されている.

日本の道路事情では全幅が小さいことはかなりメリットではないだろうか? ツーリング目的で考えたときには,輪行の事を考えると不可能ではないにしても大変だ.しかしトライクは車道を普通に走っても特に問題ないみたいだし,都市部の移動のことを考えても実用的なのではないか?

トライクでは,コーナリングで前輪の内側が浮き上がる(ことがある).ぼくはそれもとても楽しいと感じる.

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2000 年 4 月 15 日

おのひろき onohiroki@cup.com

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