[ welcome ページに戻る | もくじページ | リカンベントのページに戻る ]
これまでやってきたことをたいせつにしつつ,あたらしいこともはじめてみよう.「つぎ」なのです.
ぼくが BD-1 に見いだしたもの,ユニークでユーモラスなフォルム,折り畳みのギミック.BD-1 には遊び心があるように思いました.実際に買ってみて初めて,結構ちゃんと走る自転車なのだと感心した物です.
そしてそれを見つけました.もう一つの遊び心をくすぐるものにであったのです.
リカンベント,普通の自転車のようにサドルにまたがるのではなく,椅子に座って前に投げ出した足でペダルをこぎます.それはなにかとってもわくわくする乗物だと思えたのです.
1998 年 8 月 BikeFriday の米グリーンギアサイクリング社でリカンベントが試作されたという情報を得る.
1998 年 10 月 米グリーンギアサイクリング社がSat R Day Recumbent を発表
1999 年 2 月 今年中にそれを買うことを決心する.
5 月末米グリーンギアサイクリング社が Sat R Day の web ページを更新
1999 年 6 月 2 日 高崎市のショップ CYCLETECH-IKD さんへ見積もり依頼
仕様についてショップと相談する.クランクの長さについては,リカンベントは上体の動きが重心の移動につながること,坂が苦手なのでクランクが長いと辛いなどの理由で短めを推められ,165 mm に決定.そのほかのサイズについては BD-1 を採寸し,自分の理想とのギャップを加味し適当な数値を割り出した.もっともアジャスタブルなので,あまりシビアに考えなくても良いとのことであった.
1999 年 6 月 3 日 ショップへ Sat R Day Recumbent を発注
仕様:Underseat steering version of the 105 3x8 STI Sport Sat R Day Recumbent.
Shimano 105, 3x8 STI/Sachs Hub, Underseat Bar
16 x 1 3/8" wheel (349)
重さ 30 lbs (約 13 kg) 以下(たぶん)
ダイナモランプは,ドイツ製のハブダイナモに良い物があるという情報を得る.発電効率が良く,未使用時の負荷は電磁スイッチにより off できると.なんでも時速 9 km 以上なら常に一定の光量を維持できるそうで,それがかなり明るい印象らしい.高価なパーツであるが,もう説明を受けただけで気に入ってしまったので採用する.ただしそのパーツは入荷に時間がかかるということ.
1999 年 6 月 4 日 ショップからメーカの米グリーンギアサイクリング社の仕上がりは 6 月 28 日(だだし 4 日ほど前後する)の見込みだと連絡があった.メータは最近評判の良い Specialized のものに決定する.スタンドはメーカ側では,この車種用のスタンドは始めての注文だということで,今回の注文のために制作することになったそうだ.
1999 年 6 月 9 日 ショップから連絡があり,メーカ側への送金が完了したという事だった.この時点で,メーカ側に注文した分の品物の代金が確定.あとはペダル,ライト,コンピュータといったショップ側でつけてもらうものの代金ということになる.
Internet 上でそれの情報を発見する.これだけ多くの写真付きで解説されたのははじめてではないだろうか.
1999 年 6 月 14 日 ドイツ製ハブダイナモについては,ドイツ側が電子メールが使えないことなどがあり,かなり大変なようだ.おそらくハブダイナモの入荷はそれよりもかなり遅くなってしまうだろうということ.またそれについての英国の雑誌の記事のコピーをショップから送っていただいた.
1999 年 6 月 16 日 ショップに,他にどのくらい Sat R Day が売れているのか聞いたところ,ぼくも含めて 5 台発注したということだ.他にも直接メーカに注文したり,他のショップ経由で注文する事もできるのだが,日本ではどのくらい売れているのだろう?その 5 台のうち,ぼくの直前の注文が,IKD 片岡さんの分,そして 5 台目は,浜松のミニベロクラブを運営している人だ.1 台目は Folding Bike Fun で紹介されている mon さんだ.
1999 年 6 月 28 日 メーカ側の仕上がり予定日は 28 日だということだった.日本で 29 日の朝が来ても,メーカはまだ 28 日中だろう.さてはて今ぼくのそれはどうなっているだろう.うーん.
1999 年 6 月 29 日 来た! 高崎市にあるショップ CYCLETECH-IKD さんからメールで連絡が正午すぎに入った.米国からぼくのそれが届いたと.「フルコンプリートでスーツケースに入っていた」ということ.うをぉおお.御対面は日曜日かしら....うーんまちどおしい.
で,時間をおいて少し冷静になって:ぼくのはハンドルがシート下に来る物なのであるが,ボールジョイントを介して間接的に前輪を動かすそうで,その機構でハンドルの切れ角が朝夕で来そうだということだ.とりあえずの仮組みの状態で画像を送ってもらった.うーん,かっこいい(笑).
1999 年 6 月 30 日 たくさんメールをいただきました.ありがとうございます.で,結局週末は友達と 3 人で高崎市にあるショップへ遊びに行くことになりました.
ショップからさらに泥除けやキャリアをつけた状態,トラベルケーストレーラを牽引した状態の写真もいただきました.
1999 年 7 月 3 日 今日は土曜日.しかし Sat R Day は明日におあずけ.
1999 年 7 月 4 日 こんにちは Sat R Day.IKD さんの店頭にそれはすでに置いてあった.Bike Friday の折り畳み小径ホイールのリカンベント.「折り畳み」「小径ホイール」「リカンベント」と,もうおのひろきにとって,重要なポイントをとっても高度なレベルでクリアしてある.
さっそく近場で新しい乗物の運転の練習.そうリカンベントは自転車とは違う乗物で,だから初めて乗るときにはそれなりの覚悟が必要である.そんな訳で近くのアスファルト舗装されたフラットな広場でリカンベントの練習.初めて乗るシートの下にハンドルがくるタイプ.乗ってみるとこれがけっこう難しい.でもそれなりに慣れて,リラックスして走れるようになった.
皆で昼食の後は,ぼくの Sat R Day をトラベルケースに入れることになった.来たときはそれにキャリアや泥除け,そして輪行バックまでついて,すべてが入っていたのだから,もう一度入るはず.が,しかし,5 人でいろいろ検討して作業しても,結局トレーラの車輪をケース内に納めることはできなかった.難しいのだ.今回米国から入っているはずのケースに収めた状態の写真,そして説明書などがはいっていなかった.それがそもそもおかしいということで,請求中の説明書が届いてからもう一度チャレンジすることになった.
この時,集まった人数はぼくと IKD の片岡さんを含めて 5 人.リカンベント・オフ状態だった.そのレポートが以下の二つのサイトで見ることができる.
1999 年 7 月 6 日 和田サイクルさんで,尾灯,ビンディングでないペダル,ベル,コンピュータを買った.コンピュータは Specialized SpeedZone Team というワイヤレスタイプ
1999 年 7 月 8 日 リアキャリア用にバッグを購入.JackWolfskin の防水タイプで左右セットで 30 リットル.
深夜にひみつ特訓を行った.なるべく小さい半径で旋回する練習,小さく 8 の字旋回する練習.かなり小回りができるようになった.
1999 年 7 月 9 日 晴れていたので,多摩川サイクリングロードを 50 km 程走った.
1999 年 7 月 10 日 雨が降ろうがかまわずに,多摩川サイクリングロードを 40 km 程走った.
[ 上に戻る ]