テレビの取材/多摩川サイクリングロード

2000 年 8 月 16 日

8 月 12 日土曜日.リカンベントをテレビ番組で取り上げたいので取材をさせてほしいというメールが届いた.さっそくメーリングリストで報告.17 日木曜日の放送の為に 16 日水曜日に取材をしたいというのだ.けっこう急な話だ. ぼくは会社を午前中だけ休みをとって応じることにした.なんだかんだといってもリカンベントを宣伝する良い機会だ.

リカンベントサイクリングクラブからは,坂野さんやくねくね太さんが参加してくれるとすぐに反応があった.そして仙台にいるむなかたさんも新しく購入したばかりの Challenge Taifun という Low Racer リカンベントで来てくれるという.それはぼくもみたかったのでとても嬉しい.朝日テレビの担当の人と話をしていて,若い人はいないかってことになった.リカンベントサイクリングクラブで最年少は紅沙さんだ.その紅沙さんからも参加宣言がでた.さらに直前になってありもとさんが 3 輪のリカンベント Windocheetah で参加してくれることになった.

当日は 9 時に二子橋の川崎側で集合し,まずは Taifun の試乗会などを行い,10 時半から取材を受けるということになった.

まずは多摩川の土手で少し撮影してから,街へ出て登坂のシーンをとったり若い女性の反応をみたりしたいということであった.どちらかというと,なにかユーモラスなシーンを期待しているようでおもしろ自転車という扱いなのか?

当日の朝,少し早い時間に多摩川サイクリングロードに出たぼくは時間つぶしに二子橋と丸子橋の間を往復した.二子橋付近でむなかたさんに遭遇.むなかたさんは丸子橋付近に車を停めて二子橋へ向かうところだということだった.ぼくはむなかたさんの後にぴったりついて走る. Taifun はとても低い姿勢で後にぴったりついても Sat R Day に乗るぼくの視界の邪魔にならない.前を見るにはまったく邪魔にならないのだ.

二子橋に行ってみると,くねくね太さんと紅沙さんの BikeE が 2 台.しばらくしてありもとさんの Windcheetah,そして最後に坂野さんの BikeE が登場して 6 名のリカンベントライダーがそろった.

しばらくは Windcheetah や Taifun の試乗大会となった.むなかたさんに Taifun のの値段をきいて驚いた.安いのだ.全部で 20 万円を切るという.年に 2 回だけしか思いっ切り走れる晴れ舞台がないとしても悪くない...

むなかたさんによると札幌の森さんの M5 Low Racer と違って,若干車高のある Taifun は Mid Racer という分類なのだそうだ.きっとべったり両手が地面につくのが Low Racer で同じ様な姿勢でも両手がべったりつかない程度にシートが高い物を Mid Racer というのだろう.

リカンベントのシートにはパイプのフレームにメッシュの布が張ってあるタイプのシートと,堅いシートにスポンジやウレタンをおいた物とがある.Low Racer や Mid Racer というタイプは,その構造からフレームにメッシュの布を張ったタイプのシートは合わないそうだ.湿度の高い日本でのツーリングでは,蒸れのすくないメッシュのシートのほうが嬉しいと思う.

そして取材のスタッフがあらわれた.今回連絡をくれた三ツ木さんとカメラと音声の係りの人.そしてレポータの遠藤さん.やっぱりテレビカメラの前でしゃべるのは難しい.どこ見て喋ればいいんだ!

取材がはじまってすぐにぼくは帰らなければならなかった.午後から会社に出るのだ.そんなわけでぼくひとり先に帰ることにして皆に手を振って分かれたのだった.

その後の話はありもとさんのページに.

放送はぼくはテレビを持っていないので見ていない.

聞くところによると池袋の自転車点ギャラクシーにも取材に行ったそうな.

[ 上に戻る ]



おのひろき onohiroki@cup.com

Valid XHTML!