2 台の Windcheetah

多摩川サイクリングロード

1999 年 2 月 27 日

[ 2 台の Windcheetah の画像へのリンク ]
奥が広瀬さんの Windcheetah.
手前が有本さんの Windcheetah.

経路

丸子橋の川崎側駐車場 》多摩水道橋 》サイクリングロード終点 》多摩水道橋 》丸子橋 約 60 km


縁があって

1999 年 2 月 07 日.サイクリングのメッカとも言われる多摩川サイクリングロードを走ろうということで,ふらっと走ってみることにしました.なるほど確かに一般道より走り安く,容易く距離を走ることができます.そして良い調子で走っていると走り出して 30 km くらいのところで,ミニベロロードレーサ,リカンベントの Windcheetah, BikeEで一緒に走っているグループに出会いました.Windcheetah がものめずらしくて後をついて走っていたら声をかけてもらえて,一緒に走ることになりました.BikeE や Windcheetah にもちょっと乗せてもらえました.BikeE は試した事があったのですが,Windcheetah は初めてだったので,感動しました.そして一緒にビールなんか飲んだりして,連絡先を教えあいました.

そのことを web ページに書いたら,また別の Windcheetah のオーナである有本さんからメールをいただきました.ぜひ一緒に走りたいってことだったので,さっそく Windcheetah のオーナの廣瀬さんと連絡をとり,27 日の土曜日に一緒に走ることになりました.

[上に戻る]

2 台の Windcheetah と Birdy

1999 年 2 月 27 日.天気が心配だったのですが朝のうちの雨は早い時間で上がって晴れてきました.集合時刻をはじめの想定よりややおくらせて丸子橋の川崎側の駐車場に集合した時には,もうサイクリングロードの路面も乾いていました.

有本さんの Windcheetah にはダイナモランプがついていました.純正のオプションのものなのだそうです.たぶん r&m の web ページに Birdy のオプションとして乗せているものと同じものだと思います.

廣瀬さんは Windcheetah を分解して小さめの車に積んできました.組み立ての様子はぼくにとってはとても興味深かったです.分解したフレームはオーストリッチで作ってもらったというシートでくるんでありました.またブレーキが油圧になっていました.工夫して取りつけられたサイクルコンピュータはコーフーでセンサーの為のステーを作ってもらったそうです.広瀬さんは前輪を MICHELIN の太めのスリックタイヤにしています.転がり抵抗が少なく,かつ太めで路面からの振動吸収もよいということで,とても良いタイヤなのだそうです.

さっそく走り始めました.

リカンベントというシートに座って,ペダルをこぐ足がハンドルよりも前にくるような乗物はまだ珍しいと思います.さらに Windcheetah の 3 輪で思いっきり車高が低く地をはうようなスタイリングはめちゃくちゃ格好良いのです.それが 2 台も一緒に走っていればやはり目立ちます.そして特に低い車高の為に他の車両からは見にくくなるのを補うために,黄色い旗がたっています.これもやはり純正のオプションなのです.かっこいいと思う人からは羨望のまなざしで見られるのは当然として,機械に興味が無い人にもその独特のスタイリングと黄色い旗がとてもかわいらしく見えるのでしょう,とても注目されていました.

ぼくは,もちろん折り畳み自転車の BD-1 (Birdy).コースは前回とほぼ同じコース.川崎側を上流に向かい,多摩水道橋を渡って東京側にわたりサイクリングコースの終点まで走り折り返してきます.中央高速の上流約 200m でサイクリングロードが終点となり,そのサイクリングコース終点のあと近くのファミリーレストランで昼食にしました.

東京側は一部未舗装のところがあるのですが,それ以外は赤いカラー舗装で,とっても路面状態が良く,もうどんどん走れるという感じで最高の場所だと思いました.3 輪で思いっきり車高が低い Windcheetah は,走る場所を多少選ぶ乗物だと思います.その点でこの多摩川サイクリングロードは最高の場所なのでは無いでしょうか.

夕方はやい時間に集合場所までもどってこれました.出発してから 4 時間ほどだったでしょうか.廣瀬さんのサイクルコンピュータでほぼ 60 km と出ていました.

多摩川サイクリングロードはとても良い場所です.無理なく距離を走れると思います.今回は良い天気,良い仲間に恵まれて,とても楽しいサイクリングになりました.

[上に戻る]



1999 年 3 月 1 日作成

おのひろき onohiroki@cup.com