ナムコは 98 年のアミューズメントショーで,新しいアーケードゲームとして MTB ダウンヒルをモチーフにした「ダウンヒルバイカーズ」を発表しました.これは自転車のハンドル操作,ブレーキ操作,自転車のバンク,そしてペタリングをできるようになっていて,自転車にまたがってコンピュータ画面を見てゲームをします.ゲーム性のためかスキーのモーグルみたいに,コース途中のジャンプ台でエアトリックを決めるようになっています.
1998 年 3 月 30 日.ついにうわさのゲーム,ダウンヒルバイカーズをゲームセンターで発見した.ゲームセンターを覗いたこと自体が久しぶりで,何時からこのゲームがゲームセンターに置かれるようになったのかは知らない.しかしぼくは 2 月中旬にうわさを聞いてから,この日が来るのを待っていたのだ.この時は銀座で寿司を食べ放題のコースで「もうだめ」っていうほど食べた直後であった.
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そんなことも忘れて,さっそくゴー!この日デジタルカメラを持ち歩いていたのは幸運だった.
1 戦目.ダウンヒルだからこがなくても良いかというとそうではなく,スタート直後とゴール直前は全力でペタリングしなければならない.ダウンヒルでは,当然スタンディングだ.この冬はぜんぜん自転車に乗っていないので,けっこう身体にキツイ.結果は 4/4 位.(点数はあっと言う間の表示で確認できなかった).こんな結果では満足できない.
2 戦目.すでに息があがってぜいぜい言っていたが,続けてもう一戦やることにする.がむしゃらにこいでも結果に繋がらない,けっこう奥の深いゲームだ.ダウンヒルのステージを慎重に丁寧にこなす.今度の結果は 1 位!Point は 6,700.まだまだです.
しかし,食後の急な運動に,ぼくの胃袋はもう限界.顔色真っ青で,帰りの電車では途中で降りて休まなければならないほどだった.
うーん,あなどりがたし,ダウンヒルバイカーズ.
最大で 4 人まで対戦できるということなので,仲間と一緒にゲームをしたら,かなり盛り上がるのではないだろうか.フルフェースの自転車用ヘルメットを持ち込むなんて言うのは,誰でも考えることのようで,自転車の雑誌での紹介は必ずそういう写真が乗っている.自分ではやっぱりやらないことにしよう(笑).
とても面白いゲームである.しばらくは楽しめそうだ.
1998 年 3 月 31 日作成 / 1998 年 5 月 22 日更新 / 2002 年 7 月 15 日修正