サイクリングにハンディ GPS

自転車ハンドル取り付けブラケット

GARMIN 純正 自転車ハンドル取り付けブラケット

自転車用に GPS をハンドルに取りつけるブラケットが GARMIN から発売されています.よくできているのですが GPS II+ / GPS III+ 用は $20 とかします.最近一つ壊してしまったので(この場合強度に問題があったのでなく,ぼくの取り扱いに問題があった),一つ買い足しましたが送料別で 3300 円でした.これは決して安くありません.Sat R Day 用,Brompton 用, BD-1 用と,複数のブラケットを用意しています.この調子でどんどん自転車が増えると(笑),ブラケット代も馬鹿になりません.もちろんいちいちブラケットを外して他の自転車に付け直せばいいのですが,それは面倒!


ちょっとひとくふう

GARMIN のブラケットは,ハンドルをくわえる部分と,GPS 本体をくわえる部分とからなり,両者は簡単に付けはずしできるようになっています.今回 Brompton 用のハンドルに取りつける部分を破損して,1 セット買い足しました.結果 GPS 本体をくわえる部分が余ったので,それを使って工具無しで間単にハンドルに取り外しできる物を工夫してみました.

面倒なので大した工作はしていません.ハンドルにボトルを取りつけるためのパーツが市販されていて,ミノウラから出ているものは工具無しで簡単に付けはずしできるようになっています.これに GARMIN の自転車ハンドル取り付けブラケットの GPS 側の方をくっつけました.樹脂でできているブラケットをやすりで削り,ミノウラのボトル用のパーツとうまくかみ合うようにします.ブラケット側にもともとついていたビスを使って,ミノウラのボトル用のパーツに固定します.念の為にタイラップ(インシュロック)という樹脂のバンドで固定します.これで実用十分な強度に足りそうです.念の為に GPS に付けたストラップを脱落防止のためにどこかにからめておけば安心.

これでまだ GPS 用のブラケットを付けていない MTB にも使えるし,春には納車されるであろう今年のニューバイクにも対応できます.


なお,GARMIN 純正の自転車ハンドル取り付けブラケットは GPS 本体がハンドルのすぐ上につきます.これだと前傾姿勢の強い自転車では,下をのぞき込むようにしないと見ることができないのであまり具合がよくありません.ハンドル周りにアクセサリーをとりつけるためのマウントは何種類か発売されているので,そういったものを使って,ハンドルより少し前方に GPS が付けられるようにしたほうが,見やすいと思います.


2001 年 1 月 21 日作成

おのひろき onohiroki@cup.com