2000 年 7 月の履歴(もしくは日誌)


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2000 年 7 月

7 月 10 日 iBookとBOBLBE-E

しばらくつかってみた iBook.キーボードはとりあえず英語版に交換しました.英語版のほうが使いやすいです.ホームポジションに手をおいたときに手がトラックパットの上にはこないですから.すっごく疑問なのがスリープのこと.スリープしている状態でふたをぐいっと押すとスリープが解除されてしまいます.スリープ状態でかばんに入れておいて,勝手にスリープ状態が解除されるのでこまっています.

バックパックは BOBLBE-E のでっかい方(PEOPLE'S BURDEN)を使っています.こいつはぼくが買う前から自転車の雑誌などで良く紹介されていたのですが,買った当時はなんだあれって指さされちゃうようなしろもので,いろいろな人からいちいち質問されちゃうようなものでした.最近になって「それテレビでみたよ」なんていう人が増えてきました.どうやら目の前にそれを使っている人がいても単に「変な物」であるのに,テレビで紹介されると単に「変な物」ではなくなるらしい.なぜにテレビでの価値付けに弱いのだ,テレビな人達よ.

知らない人の為に簡単に説明すると BOBLBE-E ってのは,プラスチックの甲羅のようなバックパックです.下の部分がえぐれていて,なぜか多くの人がその部分をみてプラスチック性のソリを思い浮かべるのです.えぐれた部分は CARGO EXTERNAL とかいって,つまり物をくくりつける部分として利用するってことになっています.

BOBLBE-E がいったいなんなのかは,背負ってみないと分からないです.しかもかなりいろいろと詰め込んで重くなった状態で背負いましょう.ぼくは iBook を毎日の通勤で BOBLBE-E に入れて背負っているのですが,そうして初めてその合理的な作りが理解できました.PowerBook Duo では軽すぎて分からなかった.

こんな重いものを背負って歩くのかぁ!みたいなとっても重い状態でも BOBLBE-E を担ぐと不思議と負担が少なく感じます.その独特の形で重さを背中から腰にうまく分散させていてるのです.もちろん重いのは重いのですが,これだけ重いものを背負うのは他のものでは無理ではないかとおもわせるものがあります.これに匹敵するものは登山用のフレームザックとかになってしまうのかも.重いものを背負うのには,フレームなどの堅い構造でバックパックの形がしっかり保持されていて,なおかつ重量物がなかで暴れないように固定できて,しかも重心位置が高くなるようにならなければなりません.そういう条件をちゃんと満たしているんですね.

だから,BOBLBE-E に対して「重そうだ」という評価は適切ではありません.BOBLBE-E 自体の重さなど問題にならないような重いものを背負ったときに,うまく機能するのですから.

自転車に乗るときにこれを背負う.やってみましたが悪くなかったです.さらに通気性を良くするための VENTILATION BRIDGE なんかもオプションがあるようです(日本で発売されているかは未確認).iBook や PowerBook を背負って自転車に乗るときに BOBLBE-E は良い選択の一つだと思います.

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おのひろき onohiroki@cup.com