1999 年 3 月 14 日 に NIFTYSERVE の自転車のフォーラム FCYCLO のオフ会(つまりオンラインでなく,実際に集まる事)に参加しました.毎月多摩川サイクリングロードを皆で走るのですが,それに初めて参加しました.
行きは問題なかったのですが,集合地点から 15.5 km 程の地点で昼食となり,そのから引き返し始めたときに異常に気が付きました.いつもスムースなペタリングを心がけているのに,うまく足が回らないのです.すぐにクランクの軸の部分つまり Bottom Bracket (BB) 部にガタがでていることに気が付きました.
クランクを手にもって,BB の軸方向に押したり引いたりすると数ミリ動くようなのです.締めつけが緩んでいるだけかとも思いましたが,さすがにその部分に使えるような工具は携帯していませんでした.
[ 古い BB の画像 箱は新しい BB の箱 ]
結局ゆっくりしたペースで集合地点である二子橋まで戻り,いったん解散しました.で,電車に乗って自由ヶ丘に 3 月にオープンしたばかりのジェロニモ(tel:03-5701-2235)に BD-1 を持ち込みました.GERONIMO は上野 Classic などと同じ Y.インターナショナル系列のお店です.
店員に事情を説明して修理してもらうことにしました.CYCLETECH-IKD の片岡さんの手によって BB 部は風論とディレイラー追加の際に,スペーサを入れるなどの改造がされています.ちゃんと変速に影響内容にできればいいのですが,そのへんがどうなるのか不安でした.結局はねじを締め直すなんていう簡単な事ではすまないということで BB を交換することになりました.
もともと入っていた BB は軸長 118 mm の物で,チェーンリングを追加して 2 枚にした際に,その分だけ軸がチェーンリング側に出っ張るように 2 枚のスペーサを挟んでありました.これは CYCLETECH-IKD の片岡さんが低予算のぼくのために,なるべく部品交換が少なくできるように工夫して下さった結果でした.それと同じ軸長の BB がないということで,SHIMANO BB-UN72 122 という軸長 122 mm の物に交換することになりました.しかし試してみると 2 枚のスペーサのうち 1 枚は入らないことが分かりました.しかしながら,軸が 4 mm 長くなったためにスペーサの厚みは 2 mm ほど薄くてかまわないことになり,2 枚あったスペーサは一枚で十分なようでした.組み上げてみると,変速も特に問題ありませんでした.
結果オーライということで,今回のトラブルは完全に解決しました.BB ももともとついていた物よりもかなりグレードの高い物になりました.