ぼくの BD-1 は 97 年モデルです.97 年当時の定価は 95,000 円.ミズタニ自転車株式会社のカタログスペックを参考にしてまとめると以下のようになります.
この自転車で,もうあちこちを走っています.その話は「自転車との旅の記録」というページにまとめてあります.だいたい電車で出掛けてどこかの駅から自転車で走りはじめ,日が暮れたら最寄りの駅から電車で帰るというのがパターンですね.
ペタルはより効率が良くなるようにビンディング式のものに変更しました.シマノの DX ビンディングペダルをつけています.さらに米国からキャリアを輸入してくっつけました.これはミズタニ自転車(株)が扱う専用のキャリアとも R&M オリジナルのものともまた違うもので,レアな品です(笑).
フロントバッグにJackWolfskin の Tropical Rain を使っています.これはキャリアがなくてもハンドルバーに取りつけられるし,バッグ本体はアタッチメントからワンタッチで外せます.
またこのフロントバッグは防水タイプでやはり防水のマップポケットがつきます.あとJackWolfskin の HEADSET BAG というのも使います.これはベロクロでハンドルに取りつけます.ハンドル手前,フロントバックの逆側に HEADSET BAG が着くわけです.
サドルバッグも使っています.Agu・Sport Quorum というやつでボトルが一つつけることのできます.それに予備のチューブや工具セットを入れています.
そしてハンドル・バーには探してきた短めの MTB 用のバーエンドをつけています.バーエンドは使ってみると結構調子が良くて,長距離は知るときなどにはハンドルの持つ位置を変えることで姿勢が変わるので結構楽です.一応バーエンドを外さなくても,専用輪行バックにも,Folding Bike Cover にもちゃんと収まるので OK です.そうキャリアもバーエンドもつけたままで輪行袋に入るのです.Folding Bike Cover というのはワイ・インターナショナル系列のお店で売っている折り畳み自転車用の袋です.
BD-1 では良く走りました.一日に 100 Km くらいなら軽くって,160 Km も走ったこともあります.でももっと楽に走れないものかと欲が出てきました.とりあえずサスペンションのバネやイラアストマーを堅めのものに変えてみました.
しかし一番の問題はギア比です.ノーマルのままでは坂道が辛いのです.もっと軽いギアが欲しいのです.
そこで前側のチェーンリング 56T に 42T のインナーチェーンリングを追加してフロントディレイラーを取りつけました.フロントディレイラーの取りつけは簡単ではなく,"CYCLETECH-IKD" の片岡さんにお願いしました.この改造はサイクルスポーツ 1998 年 9 月号 255 ページの片岡さんの BD-1 を見てチェックを入れている人もいるかも知れません.
で,この作業の為に以下のようなパーツがインストールされました.
これ以外は,オリジナルのままです.たとえば BB はオリジナルのものを加工してスペーサを使ってオフセットされて取りつけられています.
はじめ CYCLETECH-IKD で改造をお願いしたときには,もともとインストールされていた BB(軸長 118 mm)をそのまま使っていたので,スペーサを 2 枚使っていましたが,後に BB 部にガタが出るトラブルが起こったために 1999 年 3 月に SHIMANO BB-UN 72 122 という軸長 122 mm の物に交換しました.そのためスペーサを 1 枚に減らしました.これでチェーンラインは以前とほぼ変わりませんでした.
この改造とは別にタイオガのマルチコントロール XL という MTB 用で長さの長いサドルを買ってきて取りつけました.これは雑誌では登り坂が楽だとあったので,試してみたかったのです.
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フロントディレイラーの画像 2 |
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フロントディレイラーの画像 3 |
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フロントディレイラーの画像 4 |
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フロントディレイラーの画像 5 |
14 速に改造した後で,はじめて出掛けたのは千葉県の房総半島にある養老渓谷でした.その時の 14 段変速に改造したことの First Impression があります.
| 14 段変速の感想 |
そして改造によって 14 段変速としたのに,一度も乗らないうちにトラブルです.
このトラブルも今ではちゃんと解決しました.
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