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江刺 実さんの BD-1 (Birdy)

江刺 実さんの BD-1 です．江刺さんは購入時からギア比にこだわりがあり，ギア周りのパーツを変更した状態で BD-1 を購入されました．そして，現在ではフロント 2 枚，リア 9 枚の 18 段変速に改造しています．オリジナルの BD-1 が 7 段変速ですから，ずいぶん多くのギアが選べるようになっています．

• 2×9 で 18 段変速 (98 年 11 月)

• ギア比にこだわった BD-1 (98 年 9 月)
  購入時の BD-1 の紹介

• 折り畳み

2×9 で 18 段変速

フロントチェーンリングを 2 枚にし，リアスプロケットを 9 速にすることで，2×9 の 18 段変速にしてあります．フロントディレイラーはないので，手でチェーンをかけ変えなければなりません．リア側を 9 速にするためにシマノ LX に多くのパーツを変更してあります．

主な変更点

リア 9 速化の都合もあり，ハブはシマノ LX のサイレントハブに変更してあります．これはローラークラッチを採用していて，駆動ロスも少なく，とても静かなのだそうです．オーナの江刺さんもこの静かさは大変気に入っていると言うことです．なんでも踏んだ感じも軽くなったとか．

フロントのチェーンリングは内側 54T と外側が 59T の 2 枚．フロントディレイラーはありません．ちなみにノーマルの BD-1 では 56T のチェーンリングが一枚ついています．

7 速のカセットスプロケットより，9 速のカセットスプロケットの方が若干幅が広いそうで，そのためにフロントインナーかつリアインナーとすると，リアスイングアームのピポット近くでチェーンとの干渉が起こります．そのために BB の軸を長いものに交換し，さらにチェーンが当たる部分にゴムを巻いてあります．

ハンドル部．ノーマルのグリップの根元をひねると変速するグリップシフトからレバーで変速するシマノのラピッドファイヤーに変更してあります．

フロント側もサイレントハブに変更してあります．

カセットスプロケットとリアディレイラーも交換してあります．カセットスプロケットは 11T〜32T の 9 速．ちなみにノーマルの BD-1 の 7 速のカセットスプロケットは軽い方が 28T までです．リアディレイラーもシマノの LX です．

今回の改造も CYCLE SERVICE OHYAMA に依頼したそうです．

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