2000 年 6 月の履歴(もしくは日誌)


履歴(もしくは日誌)のインデックス

2000 年 6 月

6 月 30 日 電波と 18 段変速

ぼくが土曜日に働いたり,日曜日に霞ヶ浦一周サイクリング大会に出ていたころ,ツインリンク茂木ではリカンベントライダー達でそりゃもう盛り上がっていたってことだ.そのデジタルカメラの画像ももらったし,ビデモも CD-ROM に焼いてもらえることになっているので,非常に楽しみである.もらった画像を紹介するページも時間を見つけて書きたいと思う.

まだ申し込んでいないが,今年は第 12 回ツール・ド・のと400 に出場したいと思っている.能登半島をぐるりとまわるサイクリング大会だ.これは 9/15 に松任市を出発して輪島市までの 145 km を走り,9/16 に輪島市から能登島町までの 170 km を走り,9/17 に再び松任市までの 125 km を走ってゴールとなる 3 日間 440 km の大会だ.一日 170 km は問題なく走れる範囲だとは思うのだが 3 日連続というのがすごい.誘われたので走ってみたいと思う.

おのひろきおんらいん関係のメーリングリスト,BD サイクリングクラブとリカンベントサイクリングクラブのメーリングリストのメンバーの web ページへのリンクを公開.

秋に折り畳み自転車な人で集まろうって話がある.場所は軽井沢.この件について興味があれば BD サイクリングクラブのメーリングリストのページに御注目.

これまでは白黒液晶に PowerPC 603e 100 MHz 搭載の PowerBook Duo 2300 を使ってきた.トラックボールが使える PowerPC 機は他にないので,それが最高だと思って使ってきたのだが,さすがにすでに時代遅れのスペックだということが無視できなくなってきた.それにすでにあちこち不具合があって,キーボードの調子が悪くなるなど問題も多々あった.Apple Care とクイックガレージによるサポートがうまく機能しているうちは良かったのだが,保守パーツなども取り寄せになってクイックガレージという修理センターでもすぐにその場での修理ができなくなったし,Apple Care というメーカ側の有料の保証サービスも対象外になってしまった.そう,ぼくの PowerBook Duo は CPU パワー不足で寿命がきたというよりも,壊れた場合のリカバーがうまくできなくなりつつあるという点で寿命がきたのだ.修理に時間がかかるのは困るのだ.というのもあってなにか他の物に移行しなければならない.わざわざ個人で使うのに Macintosh 環境以外のものを選択するのもなんなので,PowerBook か iBook となる.iBook のほうが値段が安い.そしてぼくは PowerBook と iBook のクロック周波数の違いが一体何を意味するのか良くわからない.FireWire は確かにすばらしそうに見えるけど,とりあえずはまぁ無くてもいいのかもしれない.

で,結局最近のぼくの色の好みの問題でオレンジ色の iBook タンジェリンを使うことにした.メモリをまだ増設していないので,もうすこしたったら最大限までメモリは増やそうと思っている.キーボードは英語版の ASCII 配列に交換した.日本語版の JIS 配列のキーボードなんてつかった事ないし,ホームポジションに手を置くと,トラックボールの代わりのトラックパッドというやつの上に手がきてしまって非常にづらい.まちがってトラックパッドを触るとマウスカーソルがどこかに行ってしまうのがもともといやだったので,トラックボールにこだわってきたのだ.しかし iBook の標準の日本語キーボードでは非常に使いづらく感じたが英語キーボードに交換したらかなりよくなった.あとはちょっとなれるまで我慢すればよいのか?

会社で同じ課のミヤちゃんは,PowerBook を最近購入した.個人用でなくお仕事用に会社で買ったのだ.なぜか彼女は AirMac ベースステーションと AirMac カードも PowerBook と同時に購入.うらやましかったのでぼくも iBook に AirMac カードを入れてみた.AirMac とは何かっていうと電波で Mac をネットワークに接続する仕組みのことだ.これを使うと iBook はコードをなにも繋がなくてもネットワークに接続できる.オフィスのなかであちこち持ち歩いてもネットワークに繋ぎっぱなしなのだ.それが便利なのか?良く分からないけどあたらしい技術は面白い.

すーのページの Ennui.2000 年 6 月 18 日付けで「おのひろきってなにもの」っていう題でなにやら書いてある.ぼくは自転車の「改造」にはまっているのかどうか?ぼくの BD-1 はどうして現在のような状態になっているのか

麦草峠を登ってみたら 7 段変速ではすっごく辛かったから前側変速機を追加したのだ.この前側変速機の追加はぼくにとってはパーツの交換とかでは無かったので「改造」といったんだけど,いまから思うと改造って言葉で良かったかなとか思う.今は後が 9 段になっている.Sat R Day を買ったときに,ツーリングバイクとして使うには絶対にダイナモランプが欲しいと思ったのでお店に相談したらハブダイナモといって前輪の軸に発電機をしかけるのが良いということになった.ドイツ製のそれは結構良いお値段だった.せっかくだからハブダイナモ付きの前輪は Sat R Day リカンベントだけでなく BD-1 でも使うことにした.BD-1 では Sat R Day より若干ホイールが大きかったが,ちゃんとついた.そのままでは前後でホイールサイズが違ってしまう.この時に他の問題点も幾つか同時に解決することを自転車屋さんと相談していた.それは:

その他にも Sat R Day のクランクが注文では短めを頼んでいたのに,BD-1 と同じ注文より長いのがきてしまったという問題が起こっていた.じつはぼくのクランクは以前ぶつけてチェーンリングを支える部分がゆがんでいた.そこで Sat R Day についていたクランクを BD-1 と交換して Sat R Day 用には始めに注文した通りのちょと短めをつけることにした.

この結果 BD-1 ではなにを交換したか?

自転車のギアは前後の組み合わせで段数を数えるのでもともとつけていた前 2 段と新しい後 9 段で 2×9 の 18 段変速だ.これはスポーツ用の自転車としては決して多い方では無くて,ぼくにとって一日に 100 km 以上走ったり峠の坂道をじわじわ登ったりするには本当に必要だと思うのだ.

部品を良くすれば,乗ってみると良くなったと分る.それは本当にうれしいことだ.でも自転車を買って行きなりあちこち部品を交換するよりもまずは走ってみることが必要だと今でも思う.97 年に買った当時は BD-1 は今よりも部品は良くなかったし 7 段変速だった.でもぼくはそれで峠も走ったしセンチュリーラン 160 km も完走できた.そしてそれはそれでとても楽しかったのだ.まずは走ること,それが大事だと思っている.

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6 月 15 日 雨の霞ヶ浦

11 日 日曜日の霞ヶ浦一周サイクリング大会ですが,やっぱり当日は雨になってしまいました.雨でも備えがあれば,そらなりに楽しめる物です.こういうイベントは雨天決行なのがうれしいなぁ(笑).

今度コンピュータを PowerBook Duo 2300 から iBook に移行することにしました.Duo はちょっと壊れやすいところがあり,実際かなり痛んでいるのです.iBook は価格とデザインと丈夫そうなところが魅力な機種ですが,ぼくは丈夫そうというところでこらが良さそうだと思ったのです.しばらく Duo と iBook を黄色い BOBLBE・E に入れて背負うことになりそう.BOBLBE・E は明らかに 5 kg とか重いものを中に入れたときのことを考えてデザインされていますね.背中から腰にかけて重さが分散する形,腰でのサポートがしやすい形,重心を上にする形.ユニークな形ですけど,そういう使い方では機能的.プラスチックでできているからそれって重いでしょうという指摘は的外れなのです.バックパック自身の重さが問題にならないほど重いものを背負ったときに楽になるんだな.重いものはヤワなザックでは背負えないですよ.

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6 月 5 日 Brompton

今度の日曜日の 11 日に行われる霞ヶ浦一周サイクリング大会にむけて Brompton のタイヤとブレーキやシフターのワイヤーを交換しました.が,しかしグリップシフトにワイヤーを通すのを失敗!新しいワイヤー買ってこなくちゃ.

GPS II+ から GPS III+ に買い換えました.GPS III+ では GPS II+ で不満に思っていたことの大半が解決されていました.やっぱり GPS III+ はいいです.でも機能が少ないために操作もシンプルな GPS II+ もサイクリング用には悪くないです.

チェーンメールの事については,いくら書いても足りない気がするのですが.今回の善意からの「AB 型 RH -」チェーンメールについて,善意から出たメールがチェーンメール化しためずらしい例だとか,チェーンメールでなかったものが,出所不明になってチェーンメールになってしまったとかっていう認識の人がいるようですが,善意からチェーンメールになることはこれまでもあったし,「この件は、絶対自分で止めず、必ず、周りの友達、家族、親戚、会社関係の人に伝え、情報を収集してください。」と原文にあったんだから,初めに書いた人には「転送によって沢山の人にメールをばらまく」という意図がはっきりあったわけで,最初の最初からチェーンメールだったのです.ただそれが「チェーンメールという悪の行為だ」という認識に欠けていただけ.

チェーンメールは悪の行為だという認識に欠けていた為に善意からチェーンメールを生み出したという例は,以前も合ったではないですか.忘れてしまったかも知れませんが,「1997 年のナホトカ号による日本海重油流出事故にまつわるチェーンメール」です.これは「なんだか重油で汚染されちゃったらしいから,あそこからとれる海産物は買いたくないよね,旅行も行きたくないよね.」って世の中がなっていたときに,「日本海産の水産資源を積極的に購入したり旅行をキャンセルしないことで,海重油流出事故によってダメージ受けている人々にこれ以上余計なダメージをあたえないようにしよう!」という呼びかけをしたのですが,それをメールでやったためにチェーンメール化して大変な騒ぎになったわけです.最初の発信者のメールアカウントはあっという間にパンクしたはず.

でもあれから 3 年.あのときから比べるとその後に Internet 電子メールを始めた人はすげー沢山いるわけで,しかも誰からもチェーンメールについての正確な知識などあたえられなかったという人が大部分なのでしょう.高校や大学で Internet 電子メールの使い方を教えれる時には,その仕組みと一緒にチェーンメールの事もしっかり教育して欲しい.企業ではちゃんと社員に教育することは義務です.ちゃんと責任を果たせない企業に Internet を利用する資格なぞ無い!

え? ぼくの勤める会社? 会社でチェーンメールの事など教えてもらったことは無いです...

「1997 年のナホトカ号による日本海重油流出事故にまつわるインターネット上の事件」について

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おのひろき onohiroki@cup.com