2003 年 9 月の履歴(もしくは日誌)


2003 年 9 月

9 月 30 日 東京-南会津サイクルトレイン

メールの差出し人のところの名前の表記をどうするか

メールアドレスは複数使っていて,日本語しか使わないような環境では "おのひろき" って表記していますが,英語のメールも扱うことがある環境では,ローマ字表記にするわけです.

昔々は Hiroki Ono って表記していました.ぼくらは子供の頃に学校では,英語ではそのように表記するとならったのです.

しかし日本人では,姓 - 名というのが正しい順番です.

英語でも電話帳などでは,姓 - 名の順番が便利なので,そういう順番の表記をすることもあるんですが,その場合は,family name を大文字で,given name の先頭を大文字に他は小文字に,family name と given name をカンマで区切るという表記方法があるようです.ぼくの場合なら ONO, Hiroki っすね.
日本にも論文などの表記ではこうすべしっていう文化もあるようで.

でも,おばかなメールソフトではカンマをメールアドレスの区切りとご認識するものもあるんですな.それで最近はカンマを省略しました.

Allegro molto vivace で,このことが話題になっていました.

この中で,「国語審議会第3委員会(第14回)議事要旨」という文書にたどり着いたと,それを紹介していたのが良いです.

で,メールの差出し人の名前の表記をどうするのが良いかについて,ぼくの考えをまとめています.
日本語でメールをやりとりするなら,普通に日本語の表記でよいのではないかと思います.
そして英語など日本語以外の言語でもメールをやり取りするなら,ローマ字表記になるわけですが,好きに書けばよいのですが,米国式な表記方法の他に,日本式の姓 - 名の順の表記も悪くないと思うのです.その場合は,姓 - 名の順番だと誰でも分かるように書くのが良いのですが,とりあえずは,姓を全部大文字で書くのが誤解がより少ない方向で良いのかも.カンマを間に入れるのは,メールソフトの中におばかな実装のものがあるので避けたほうが無難だと思います.メールを書く時に日本語だったり英語だったりであるなら,ローマ字表記を原則にしておけば,面倒が無くて良いでしょう.

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