2004 年 2 月の履歴(もしくは日誌)


2004 年 2 月

2 月 7 日

ぼくが書いた,ぼくについての FOAF

FOAF では,「人」について,名前とか,Web ページの URI とか,興味対象とか,いろいろなものを記述して,その「人」についての説明をします.その「人」の知人である「人」とかも一緒に記述したり.でも,ある FOAF ファイルで,どの「人」が主題なのか.っていうのが意味付けする方法がありませんでした.それが今度語彙が拡張されて解決するようです.

以前,STUDIO DDT ONLINE で,FOAF を記述しているときに,それが自己紹介だとして,誰の自己紹介になるのか? 本人ってどの「人」なのかって事が話題になりました.

この時の「本人」はどう意味付けするのかって話.これはつまり,今 rdfweb-dev で検討されている,FOAF に追加する新しい語彙である primaryTopic と PersonalProfileDocument で解決されるようです.

これは最初に「はてなダイアリー - in the vanguard」を読んで知りました:

一部引用します:

PersonalProfileDocument

その名の通り個人のプロフィールについて書かれたドキュメント。

primaryTopic

対象となる主語がメインに語っていること。

引用終わり.

そして,これのもう少し詳しい説明と具体的な例が神崎さんのメモで公開されています:

神崎さんのメモでは PersonalProfileDocument(PPD)は、その文書が「作者自身のFOAF」であることを示すためのクラスと説明されています.この PersonalProfileDocument ってのはまだ案なのですが,作者自身の FOAF であるとするよりは,誰か個人の FOAF であるとしておいて,maker,primaryTopic を併用して,「作者自身のFOAF」であるとしたほうが良いような.そうでないなら,PersonalProfileDocument と primaryTopic ってどうして両方必要になるのかよく分かりません.どっちかだけでも良いような.なにか理解が足りていないんでしょうか.

てな訳で rdfweb-dev の 2 月 3 日の Dan Brickley の投稿から始まるスレッドをつらつらと途中まで読んでみましたが,よく分かりませんでした.また FOAF の仕様が正式に更新されてから改めて追ってみたいと思います.

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