2004 年 2 月の履歴(もしくは日誌)


2004 年 2 月

RSS 1.0 の Annotation モジュールを使う場合の注意点

神崎さんの「ちょっとしたメモ」で RSS 1.0 の Annotation モジュールが紹介されていました.

ほかのサイトへの参照もannotate:reference要素で記述できるとありました. また,別文書でも,この annotate:reference について述べています.

意味としてはdcterms:referencesを使うのとあまり違いはありませんが、RSS関連の語彙ということで、RSSリーダーとしてはサポートしやすいかも知れません。

自分が書いた記事からどこかにリンクした場合は,そのリンク先を dcterms:references を使って表現する事をやっていたので,さっそく annotate:reference も試してみました.単に dcterms:references としてあったものを,annotate:reference でも書いてみました.

そしたら,Feed Validatorで,エラーになってしまいました.なんでも,ひとつの rss:item 中に,複数の annotate:reference を書いたら駄目なのだとか.仕様を確認しても,そうなの? って思ったのですが,そのモジュールの主旨からしたら,そんなものかなって思いました.こういうエラーをチェックしている Feed Validator ってすごいなって思いました.

だから,ある記事の親記事をひとつだけ指定する場合には, RSS 1.0 の Annotation モジュールを利用するのが良いのでしょうけど,複数の記事を参照していて,その参照先を表現するなら,dcterms:references を使うってことなんでしょう.

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