2008 年 5 月の履歴(もしくは日誌)


2008 年 5 月

5 月 7 日

Mac と EMONSTER で Bluetooth

EMONSTERBluetooth DUN を使う場合は EMONSTER は Bluetooth モデムとして動作するだけで,EMONSTER の同時に Windows Mobile のアプリケーションは Internet に接続できないみたいです.逆に EMONSTER で動作している Windows Mobile のアプリケーションプログラムが Internet 接続している場合は,Mac から Bluetooth DUN で接続しようとしても失敗します.

Bluetooth DUN で接続に失敗したときには,EMONSTER の Comm Manager を開いて「データ接続」の項目を見てみる.データ接続のアイコンが青く表示されて接続中になっていたらタップして切断します.切断されればアイコンがグレーになってバッテン印が付きます.

もちろん「Bluetooth」と「通話」のアイコンは青く表示されている必要があります.

この状態で Mac 側から Bluetooth DUN による接続をします.

もし EMONSTER で Comm Manager の「データ接続」アイコンをタップしてデータ接続を切断しても,すぐに自動的に再接続されちゃうなら,EMONSTER で動作しているなんらかの Windows Mobile のアプリケーションプログラムが再接続しようとしているはずです.

こういう場合はまず Windows Live の同期スケジュールをチェックします.「プログラム」の中の「Windows Live」を起動して,「メニュー」から「オプション」を選ぶと「3 同期スケジュール」っていう項目が出るからそれをタップ.「同期の頻度」という項目が「受信するごと」になっていると Bluetooth DUN の接続はまずできません.「受信するごと」以外の設定にしましょう.

Windows Live の同期スケジュールを確認して,全てのアプリケーションプログラムを終了して,「データ接続」が切断されいるのを確認してから,Mac 側から Bluetooth DUN で接続すればうまく行くはずです.

つまり EMONSTER に触らないで,Mac 側操作だけで EMONSTER を介してインターネット接続するには,EMONSTER 側では勝手に Internet 接続するようなソフトが起動しないようにしておく必要があるみたい. EMONSTER に触らないで,Mac 側操作だけで EMONSTER を介してインターネット接続できるというのが Bluetooth PAN に対する Bluetooth DUN のメリットの一つですが,それを生かすには EMONSTER 単体で使う時にある程度の制限があるということになります.

Bluetooth PAN や WMWiFiRouter を使う場合は,インターネット接続を共有する形になるので,EMONSTER 側のアプリケーションプログラムも Mac 側も同時にインターネット接続できます.

Windows Live で「受信するごと」の設定にすると EMONSTER で瞬時にメールが受信できて気持ち良いのですが,それを生かすなら Bluetooth DUN を使うより Bluetooth PAN を利用したほうが間違い無いのではないでしょうか.

Mac から Bluetooth PAN で接続する方法はいろいろあるけど「システム環境設定」の「Bluetooth」の画面で,登録されている EMONSTER を選びます.デフォルトだと S11HT で登録されていると思います.それを選んだ状態で画面左下側の「アクション」(歯車)メニューから「ネットワークへ接続」を選びます.

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