2016 年 1 月の履歴(もしくは日誌)


2016 年 1 月

1 月 4 日

サイクリング専用のリアビューレーダー Garmin Varia J を買って試してみた

Garmin から サイクリング専用のリアビューレーダー Garmin Varia が発売されています.日本でも Varia J が先日発売されました.ぼくも早速購入して試してみました.昨夜届いて,今日になって近所をちょっと走って試してみました.

試してみたのは,新丸子駅前から日吉駅前までの往復 7 km 20 分だけです.新丸子駅前から日吉駅前までの綱島街道はそれなりに交通量があり,基本追い越し車線もある 4 車線の道路です.一部 2 車線に狭くなっています.路駐もあるし路線バスも走っていて,あまり自転車で走っていて気持ち良い感じではありません.

Garmin Varia は,自転車の後方から近付いてくる自動車などを察知して警告してくれる装置です.自転車から後方に電波を発し,後方の自動車などに反射した電波を測定します.それで後方から来る自動車の距離や相対速度がわかるわけです.

期待はしていたものの,本当に日本の道路事情でも問題なくちゃんと機能するのか不安でした.でも実際に使ってみたらとても良かったです.これは自転車に乗る全ての人にお勧めできます.

ぼくは GPS サイクルコンピュータ Garmin Edge 1000 J を使っているので,Garmin Varia J リアビューレーダー単体を買いました.リアビューレーダー単体を Garmin Edge 1000 J にペアリングして早速走ってみました.

試走してみると,後方から自動車が来るとペアリングした Edge からビープ音がして Edge の画面に自動車を示す白い丸が表示されます.自分の位置が画面右上の丸で表示されていて,自動車は画面右下から現れてだんだん上に上がってきます.その動きで自動車の接近する様子や追い越されるタイミングがわかります.

実際には Edge からのビープ音で自動車の接近に気がついて,バックミラーで後方を確認するとかなり自動車は遠くにいます.製品情報によると 140 m くらいだそうです.Edge の画面を見ると自動車が何台後ろから来ているのかもわかります.バックミラーでちらっと見ただけでは,自動車が何台なのかってわかりづらい事も多いです.

  • ペアリングした Edge 側でビープ音がするので,自動車の接近にすぐに気がつけます.
  • バックミラーだけではわかりづらい状況でも,補足情報が得られて便利.自動車が何台きているかとか.
  • オートバイは自動車より近付いてからでないとレーダーに反応しないことが実感できました.
  • 製品情報によると自転車はオートバイよりもさらに近付いてからでないと反応しないそうです.
  • 後方の自動車が小型車が大型車かの区別まではわかりません.
  • 交通量が多い場合でもビーブ音が鳴りっぱなしってわけではないようです.自動車が連続してきている場合は音がしないのかな?
  • 接近してくる自動車がなくなった場合は,後方が安全だという意味の緑色の表示があります.
  • 自動車が自分の自転車と同じ速度になるとレーダーから消えます.だから後ろにぴったり付いていた自動車に急に追い越される場合はレーダーでは対応しきれないけど,すぐ後ろまで近付いてくるときはレーダーに捕捉されるので問題なさそう.
  • ペアリングしている Edge の電源を切ると Varia の電源も切れます.
  • Varia の電源を切るとペアリングしている Edge 側に接続が切れたと警告がでます.ケイデンスセンサー類の接続が切れた場合と違ってはっきりと警告が出ます.

Garmin Varia を使えば,後方の安全確認が不要になるわけではありません.補助的なものです.でもすごく良い感じです.バックミラーと併用すればとても快適.もちろんバックミラーを使っていない場合もとても役に立つとおもいます.

Garmin Varia は尾灯も兼ねています.連続点灯のモードと点滅点灯のモードがあります.バッテリーは高出力モードで 5 時間ほど.本当はもっと長持ちすると良いのですが,

マイクロ USB 端子から充電するのですが,Varia の使用中に電源を繋いでも充電ランプは点灯しないで消灯したままでした.使用中に電源に繋ぐと充電モードになってしまうというわけではないので,給電はされているのかも.外部電源を繋げばロングライドで 5 時間以上でも使えるのかも.

繰り返しますが,これは自転車に乗る全ての人にお勧めできます.

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