Recumbent Cycling Club Meeting in the Tama River
1999 年 9 月 26 日
リカンベントで一緒に走ろうというリカンベント・サイクリングクラブ.そのメーリングリストでリカンベントで集まろうと呼びかけて何人かが多摩川サイクリングロードに集まった.折り畳みショートホイールベースの Sat R Day が 2 台,コンパクトロングホイールベースの BikeE が 3 台.さらに Windcheetah という 3 輪のリカンベントが 2 台参加の予定があったが,故障と急用で不参加に.その他に折り畳み自転車なども交えて 10 人の参加があった.
丸子橋の川崎側駐車場 》多摩水道橋 》サイクリングロード終点 》多摩水道橋 》丸子橋 約 60 km
参加宣言が予めあって,一緒に実際に走ったメンバー
この他に本門寺四十郎さんとそのお友達 2 名が集合場所に見にこられて見送ってくれ,サイクルスポーツの宮内さんが Pocket Rocket で現れて,すこし一緒に走り休憩時にお話ししたりがあった.
今回のコースは基本的に 1999 年 2 月 27 日 に広瀬さん,有本さんの Windcheetah 2 台と一緒に走ったときのコースをそのまま再現している.集合場所も同じ丸子橋の川崎側駐車場付近で集合し,集合時刻は 9 時だ.ぼくの部屋から集合場所はすぐ近くなので,かなり余裕をもって集合場所についた.誰も来ていないので,あたりをちょっと走って来る.集合場所に戻ると,Bike Friday で吉岡さんが来ていた.
その後 9 時ごろには参加宣言のあった人は全てそろった.すでにリカンベント談義が盛り上がってしまっていたのだが,とりあえず列んで記念に写真を撮って,走り始めることにした.まずは登戸の茶屋まで走ってそこでいったん休憩すると説明し,自分が先頭になって走った.
今回は対角魚眼レンズを装着した一眼レフカメラを首からさげて,走りながら写真撮影をするつもりだった.ピンとあわせは不要だし,超広角だから適当にカメラを向ければかならず写る.面白い写真が捕れそうだと期待していた.しかし,自分が先頭を走っていたら,首から下げてお腹に置かれたカメラでは皆を写すことができない!
登戸の茶屋の前のスペースにそれぞれ注輪してしばらく休憩.ここは自転車好きがたむろしている所でもある.やはり注目を浴びている.リカンベントが 5 台もそろえばねぇ...
やはりリカンベント談義が盛り上がったが,ほどほどにして先に進むことに.今回のメンバーでは多摩川サイクリングロードをホームコースにしているのは,有本さんとぼくだけだったのだろうか.多摩川サイクリングロードはじめてとか普段はあまり走らないという人が多かった.そこで,ここから先は事故で故障してしまった Windcheetah の代わりにプジョーパシフィックで参加の有本さんに先頭をお願いした.これでぼくは皆が走っている姿を後から撮影できる訳だ.そして走りながら何回もシャッターをきった.リカンベントではお腹の上に物を置いて扱ったりするのは普通の自転車よりかなり楽だ.ファインダーを覗くことなく首から下げたカメラのシャッターを切るだけだから水のボトルを取るよりも簡単だ.
有本さんと一緒に走ったことは実はそう何度もある訳ではない.この日は前半かなり向かい風が厳しかった.その風も少し弱くなった気もするが,それでも無風という訳ではない.そんな中でも有本さんの走りはたくましかった.パシフィックの有本さんに,風防付き BikeE の渡辺さんとくねくね太さん,Sat R Day の man さんが続く.ぼくはその後についていたが,巡航速度が 30 km/h を越えているのである.だんだん辛くなってきた.もうリカンベントの意地もなにもないと感じて,リカンベントの「意地」は先行する 3 人に任せ,自分は後続が気になるようなふりをしてペースダウン(笑).
これまで BikeE では 30 km くらいまでしか走ったことがないという紅沙さん.途中で足がつってしまったりして大変そう.変速ギアを持たないトレンクルの飯塚さんも大変そう.まぁ急ぐ必要はないので,一緒にのんびり行こうということに.
途中で吉岡さんが止まっていた.聞けばオートバイにつっこまれたとか.大丈夫という言葉を素直に信じてスローペース組はさらに先へ.
先へすすむと,ハイペース組が府中市民健康センター野球場あたりの芝生で休憩しているのに追いついた.ここで 24 インチのサイクリング車のやましたさんが合流した.やましたさんはリカンベントは試乗するのはちょっと怖いらしく折り畳み自転車を試していた.他のメンバーもそれぞれ思い思いのものを試乗した.しかしぼくの Sat R Day はやはり試乗にはあまり良くない.フレームがおおきめでぼくが乗るのにシートをかなり前に出しているので,身長の低い人にはどうしてもあわせられない.それに下ハンドル (Under Seat Steering Bar) は初めてだとかなり不安なようだ.man さんの上ハンドル (Above Seat Steering Bar) のほうが初めてでもより扱いやすい.
トラブルのあった吉岡さんはスローペース組みよりもかなり遅れてしまった.皆が休憩している間もフロントディレイラーなどの調節をしていた.
ここからはトレンクルで頑張って来た飯塚さんが先頭.東京川の舗装されたサイクリングロードの終点まで走る.やましたさんs はここでおわかれ.そこから先頭を有本さんに交代して国道 20 号沿いのファミリーレストランを目指して移動する.
ゆっくりと昼食をとり,その後はここからは折り返し.吉岡さんはここから奥多摩を目指しますということで離脱.サイクリングロードを走っていると途中でサイクルスポーツの宮内さんが Bike Friday Pocket Rocket で一緒になった.行きにも休憩した府中市民健康センター野球場横での休憩でお話したところ,ぼくの Sat R Day を見かけて,「おのさんに違いない」と思ったそうだ.確かに一度見たら間違うようなものではない.走っている Sat R Day を後から見ていて上半身がまったく動かないで安定しているのに驚いたということだった.
帰りも登戸茶屋によった.先に走り去った宮内さんも休憩していた.行きと違って休憩している人が多い.何人かに声をかけたりかけられたり.ここまで戻ってきたところで紅沙さんとくねくね太さんとありもとさんを残して他のメンバーは離脱.少し下流に下って紅沙さんが離脱.結局集合場所までは,有本さんとくねくね太さんとぼくの 3 人が戻ってきた.もっともぼくはそこからほんのちょっとだけ下流に帰るのだ.解散はちょうど 17 時くらいとなった.
やはりリカンベントが列んで走ると注目度抜群(笑).特に人の後を走ると,周りの人の反応が観察できて楽しい.またリカンベントで集まって走る機会を作りたい.やはり実際に物を目の前にして,実際に向かい合って多人数で話をできるのは楽しい.とりあえず有本さんの Windcheetah が復帰したら多摩川でもう一度.
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Recumbent Cycling Club の走行会の参考ページ:
- 吉岡さんの FoldingBike Tulist の「多摩川自転車道を行く」
- 有本さんの自転車転落日記の「Recumbent off 99/09/26」
以前多摩川で Windcheetah と走ったときのページ:
- 多摩川サイクリングロード 1999 年 2 月 27 日 2 台の Windcheetah
第 1 回 リカンベント サイクリングクラブ ミーティング:
リカンベント・ジャムボリー in 浜松
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1999 年 9 月 30 日作成
おのひろき onohiroki@cup.com