FCYCLO 3月の多摩川 OFF

多摩川サイクリングロード

1999 年 3 月 14 日

経路

二子橋のたもと神奈川県側 》登戸の茶屋 》多摩水道橋 》府中市民健康センター野球場横 》折り返し 往復 約 30 km


前日のうちにサイクルコンピュータの取りつけ

サイクルコンピュータはずいぶん前からサイクルサービスおおやまで買ってあったのですが,後でコードを延長してハンドルに取りつけるつもりで,しばらくは仮付けのまま表示部をフレームにくくりつけて使っていたのです.しかし NIFTYSERVE の自転車のフォーラム FCYCLO の多摩川 OFF (つまり ONLINE でなく実際に集まる)に参加するつもりになったぼくは,当日までにぶらぶらしていたサイクルコンピュータをちゃんと取り付けようと思ったのです.やっぱりオフに出るのも初めてだから,ちゃんとした状態で自転車も見てほしかったのです.そんなこんなで,オフ前日の 1999 年 3 月 13 日にちゃんと取りつけることにしました.熱収縮チューブやらスパイラルコードを使おうと思っていたのですが,自動車が好きで,そういうこまごまとした物をどこで売っているか良く知っていそうなすすむくんに買い物に付き合ってもらうことにしました.

自動車やモータサイクルのパーツなどを売っているところでタイラップやスパイラルコード,熱収縮チューブを買いました.それとサイクルコンピュータの細いコードを延長するためのコードなどを求めて,電子パーツ屋をのぞきました.そんなこんなで必要なものは全てそろって,そのまま彼のお家で工具などを借りて取り付け作業をすることにしました.取りかかるのが遅かったので,作業が終わったときには暗くなってしまいましたが,ちゃんと取りつけることができました

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はじめてのオフ会

1999 年 3 月 14 日 日曜日.集合は「二子橋(田園都市線)のたもと下流寄り神奈川県側(河川敷)」に朝 10 時.数日前の天気予報はあまりよくなったのに,当日はものすごく良い天気でした.ぼくがその場所にいくとすでに数人が着ていました.メンバーの自転車が,MTB やロードや折り畳みの Brompton だったりです.なんとなく話に聞いていたので,これがそうだなって思いました.他の団体だともう少し似た傾向の自転車で集まりそうな気がします.

だんだん人が集まってきてからはじまることは,やはり自転車の話.あちこちで一台を数人で囲んであれこれと話が弾みます.

結局出発時間までに 30 人弱くらいの人が集まりました.安全の為の手信号の説明などがあってから,あまり大人数の集団にならないように 5 人くらいずつで走りましょうと注意があり,いざ出発となりました.

こういう時にシャカリキに走ってもなんなので,ゆっくりしたペースでのんびり走ることにしました.特にだれと一緒に走ろうとしたと言うわけでもないので,なんとなく同じようなペースの人達で固まって走ることになりました.

途中,登戸の茶屋の前で休憩.やはりあちこちで一台を数人で囲んであれこれと話が弾みます(笑).折り畳みとしては,英国製 Brompton,台湾製 Brompton,Traincle 6500,Panasonic Les Maillots W といった小径折り畳み自転車があり,けっこうミニベロ率高しといったかんじでした.

特に驚いたことは,変速機もついていない Traincle 6500 が良く走ること.スピードも十分出ているようだし,あれで重量も軽いし,宣伝どうりコインロッカーにも入れられるくらい小さく折り畳めるし,すばらしい自転車だと思いました.

さらに上流に進んで,府中市民健康センター野球場横の芝生の上で昼食です.御弁当を持参していない人達はコンビニエンスストアーまで買い出しです.皆で芝生で昼食をとり,お菓子がまわり,集合時とで 2 回目になる自己紹介があり,そしてやはりあちこちで自転車を囲んで話が盛り上がるのです.この昼食時から合流する人もいて,トータルで 35 人の参加があったと後でききました.

昼食時の自転車談義はかなり時間をとって行われました(笑).試乗会,撮影会,輪行講座,そして自転車の整備まで.

この時にもう一台の Birdy である PEUGOET PACIFIC-18 を試乗させてもらいました.オーナはハンドルポストも高さを調節できるアジャスタブルタイプにして,ハンドルの高さを調節できるようにしてありました.さらにこれにスピナッチというアシストバーを取りつけていました.ハンドルに取りつけるとハンドルを握る代わりにスピナッチを握れば,より強い前傾姿勢を取ることができます.ぼくもそうですが,もっとハンドルが遠い位置にあれば楽だろうと思うのです.しかし折り畳み時にはかなり大きく出っ張ってしまいます.折り畳むときにはアーレンキーで一度緩めるのだと言うことなのですが.

[ '99.3.14 (日) Niftyserve FCYCLE 多摩川オフに集合した折り畳み小径車のページ by a-san (HFC02230@nifty.ne.jp) へのリンク ]

多摩川オフに集合した折り畳み小径車について:

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まさかのメカトラブル

昼食の後の自転車談義も適当に切り上げられて,そこから折り返して下流へ向かう後半戦になりました.またゆっくり走り始めたのですが,どうもおかしいのです.普段からスムースなペタリングを心がけているのですが,どうもカクカクと変な動きになってしまいます.でも少し走ってその原因が分かりました.なんとクランクの軸であるボトム部ラケット(BB) の軸にガタが発生しているのです.クランクを手でもって押したり引いたりすると,数ミリ軸方向に動きます.ちょっと離れていても見て分かるほど動くのです.すぐに異常だとわかったのですが,その場ではどうにもできません.たぶんどこかのしめつけねじが緩んだのだろうと思い,とりあえず朝スタート地点までゆっくりでも走っていく区事にしました.

それまではとても楽しいサイクリングだったのですが,かなり気が沈んできました.

BB は CYCLETECH-IKD で 14 段変速に改造してもらったときに,スペーサを加えたりと手が入った部分です.他の自転車屋に見せてうまくなおるかが不安だったのです.

とりあえず集合地点までたどり着き,そこで解散となりました.

自走して自転車店まで行っても良かったのですが,半分壊れかけの物に乗って走るのが嫌だったので,電車で自由ヶ丘の GERONIMO という,もともと BD-1 を買ったショップと同じ Y・イーナショナル系列の新しいお店を訪ねました.

そこには先ほど解散時に分かれたメンバーの数人が来ていました.その日,スポーツ車をまだ買っていなくてとりあえず,いわゆるママチャリで参加していた紬さんが SUNN の MTB で良いサイズを発見して,まさに買って帰るぜという場面に遭遇しました.

ぼくはぼくでうまく直るかどうか大変心配だったのですが,隣では新車の調整で幸せ絶頂モードです(笑).

結局ぼくの BD-1 は BB をシマノの軸長 122 mm の物に交換になりました.もともとついていたのは 118 mm だったそうなのですが,スペーサを 2 枚から 1 枚に減らしたら,全体でつじつまがあったようです.BB 交換後も特に問題なかったのでした.一件落着.

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うちあげ?

めでたしめでたしで,皆で祝杯をあげようということになりました.この場合は BD-1 の回復ではなく,紬さんの新車購入のお祝いです.自由ヶ丘の適当な中華料理屋に入りました.メンバーは SUNN の MTB の他に MTB がひとり,他は皆 折り畳み自転車という濃い(笑)メンバーで,Brompton T5,PEUGOET PACIFIC-18, Panasonic Les Maillots W, そして BD-1 の私.おいしい料理を楽しんでから,解散したのでした.


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1999 年 3 月 21 日作成 / 2001 年 12 月 9 日修正

おのひろき onohiroki@cup.com