2002 年 5 月の履歴(もしくは日誌)


2002 年 5 月

5 月 26 日 Prettiest Birdy

やっぱりぼくの BD-1 が一番です.

いつものように「いろいろな Bidry が集まったけど,やっぱりぼくの BD-1 が一番かっこいいな.」と言ってみたのですが,まきさんは「なに? 突っ込んでほしい?」なんて冷たい応え.

でも第一回 World Birdy Meeting の最終日の表彰でぼくの BD-1 はやっぱりかっこいいって事で表彰していただけました.

会の終わりにいろいろと表彰があったのですが,最も遠くから来たということでも表彰していただいて,錠を賞品としていただきました.それとは別に,「もっともかっこい Birdy 」ということで表彰していただいて,マグラの油圧ブレーキを賞品としていただきました.これはディスクではなくて,V-ブレーキを置き換えられるやつです.

表彰はもっとも軽い Birdy とか,もっともかっこいい服装とかいろいろな賞があり,総合でもっとも得点した人への賞品はローロフのスピードハブ 14 という内装 14 段ギアのハブでした.これはとっても高価なパーツです.総合得点には,今朝行われたレースの得点もカウントされているのですが,そのレースはとても楽しいものでした.

Folding Bike Race がありました.

朝からいきなりレースです.レースの内容を紹介しましょう.まず Birdy を折り畳んで指定された場所においておきます.出場者はそこから 10 m ほど離れたベンチに座ってスタートをまちます.スタートで Birdy まで走って行って,まず折り畳んであった Birdy を組み立てて,それに乗ったら,Riese und Müllerの入っているブロックの周りを一周します.そしたら,Birdy を折り畳んで 1 m くらいの高さの台の上に置きます.すると係りの人が反対側の台に Birdy を置き直します.そこまでぐるっとまわって走っていって,折り畳んであった Birdy をまた組み立てて,Riese und Müller の入っているブロックの周りをもう一周します.そしたらまた折り畳んで,それを持ってゴールラインまで 10 m ほど走ります.何度も折り畳み/組み立てをやるのと,走る距離も短いながら実力差がでるのに十分な距離で,まじめにやるとかなりきっつい運動です.

5 人ずつでレースを行って,予選,準決勝,決勝とありましたが,ぼくは折り畳むたびにチェーンがはずれて予選落ちでした.でも Riese und Müller のスタッフがチェーンを直してくれたりしてくれましたし,とても見せ場を作って大受けだったので満足です.

そのあとまきさんも走ったのですが,人が走るのを見るととても楽しいレースでした。

ぼくが走り終わって,まきさんが走っているときに,メーリングリストなどに参加しているドイツ在住日本人の Kaz さんが奥さんと一緒に駆け付けてくださいました.一緒にまきさんを応援しました.参加してきつくて見ていて楽しい,ゲーム性ばっちりのレースでした.

ドイツ国民の 1 割がサイクリングを楽しむそうです.

レースの後は,のんびりとサイクリング.道路を閉鎖して自転車に解放するってことを近くでやっているってことで,そこに走りに行きました.そのコースは巡回コースにはなっているのですが最長 155 km ほどあるそうで,とても全部は走ることができません.もうどこまでもサイクリングロードという状態.そこを沢山の自転車とインラインスケーターが走っていました.ロードレーサやマウンテンバイクはむしろ少なくて,泥よけとリアキャリアとダイナモランプがしっかりついた街中を沢山走っているような自転車が多かったです.それらはサスペンションフォークを持っていて,ギアも普通のマウンテンバイクと同じようにあるのです.国民の 1 割がサイクリングをするとなると,やっぱりロードレーサやマウンテンバイクのような競技用のスポーツバイクではなくて,もっと生活に近い自転車がそのままサイクリングに利用されるようです.日本ではそういう泥よけやキャリアがしっかりついていて,サイクリングにも使えるような自転車というものがあまり売られていないし利用されていないのが,なんかとっても残念なことに思えました.

数は少ないですが,リカンベントもいくつか走っていました.ショートホイールベースのリカンベントは見かけませんでしたが,ロングホイールベースが 3 台,テールボックスつきのローレーサを一台見かけました.

タンデムはもっと多かったです.タンデム自転車はふつうにサイクリング用自転車の一つとして認められて言うような印象.お子さまようのサイクルトレーラを牽引しているのも沢山見かけました.サイクルトレーラは自転車の前輪を取り払って,他の自転車から牽引できるようにした車両です.

トレーラもよく見かけました.お子さんをトレーラに乗せて,家族でサイクリングとか.実際に Riese und Müller のハイコさんがお子さんを 2 人トレーラに乗せて,夫婦で Birdy に乗って走りました.

なんだかお祭りのようになっていて,その道に両側に沢山の出店みたいなものが出ていました.ぼくらは消防署でやっていたお店で食事をしました.その後は折り返して流れ解散.

途中でビールをもういっぱいと言っている人たちに別れをつげて,日本人チームは先に帰ることにしました.途中で来た道とも違う道に入ってしまい,GPS をたよりに帰りました.森の中の未舗装のサイクリングロードをかなり走りましたが,GPS のおかげで無事に帰ることができました.海外では GPS 大活躍です.とにかく GPS をたよりに帰ることができるので,たとえはぐれたりしてもなんとかなります.土地感もなく言葉も通じない土地を走るときにはとてもたよりになるとおもいました.

走り終わった後は,皆で街で食事しました.

Darmstadt の街もお祭りって感じでした.沢山のステージが作られてがんがん音楽を演奏してましたし,沢山の出店が出てました.

おいしいイタリアンのお店があるはずってことだったのですが見つからず,Darmstadt でもっとも古い居酒屋に入りました.白アスパラがやっぱりおいしい.他の料理もおいしかったです.ばかな冗談を言って皆で大笑いし,痛くなるまで腹筋を鍛えました.空は明るいのに寒くなってきたなと思ったら 21 時をすぎていました.それでお開きになり,Kaz さん達とお別れして,ホテルに戻りました.

そんなこんなで,街中の自転車,普通にサイクリングを楽しんでいる人々,そして昨日の Tour black への参加者といろいろな人と自転車を見て,なんとなくドイツのサイクリング事情を感じることができたような.


5 月 25 日 climing hills and racy downhills

昨日の夕方から始まった World Birdy Meeting.本日は走る日なのです.

Tour green (15 km のポタリング), Tour red (30 km), Tour Blue (40 km), Tour black (80 km), Tour grey (ダート 20 km) というコースから選ぶのです.Tour black 80 km を走ろうと思ったのですが,racing bicycle pace とか climing hills and racy downhills って感じで,なんか危険度いっぱいです.はじめは 80 km くらいはなんとかなるだろうと思ったのですが,まわりの人と話すにつれてかなりやばそうなのも分かってきました.

朝 r&m に集合し,まずは駅に向かいました.すぐ近くの大きな駅ではなく 12 km ほど走って小さい駅に行きました.駅までは森の中の未舗装路を走ったのですが,それもまた良い雰囲気で,楽しいサイクリングでした.そこでは蒸気機関車が走っていて,それがトロッコを引いていて,それに皆で乗り込みました.人が乗るのが 3 両.4 両めは貨物ようで,びっしりと Birdy が詰込まれました.貸し切りです.

どこかに移動してから走るのかと思ったら,それは乗るだけで,往復してもとの駅まで戻ってきました.駅でコースの説明をして,それぞれに別れたのですが,遠くから眺めても black の人たちはつよそうです.直前までには blue に心変わりしていたのですが,やっぱり black に行ってしまいました.

小雨ぱらつくなかを出発です.25 km/h で平地を走るぶんには問題なかったのです.ところが登り坂になってもペースが速いのです!一つめの hill はなんとか着いて行けたのですが,2 つめはかなり置いて行かれてしまいました.やばいです.登りも下りも速くて,着いて行くのでヒーヒーでした.

途中でお店に入って昼食です.その土地の料理ってことで,豆を煮たスープと豚の脚をぶったぎって蒸したものがでました.スープはおいしいのですが,塩気がきいているのでパンを沢山食べる事に.豚も蒸して油も落ちているし,おいしいのですが,量がでっかい豚まんをさらに倍にしたような大きさなので多すぎです.見ていると周りは残さずに食べていたので,ぼくも頑張って全部食べてしまいました.

その後はそれほどきつい下り坂もなくなんとか着いて行く事ができました.後半はペースが速くて 30 km/h オーバーでした.

石畳を走ることが多かったのですが,なるほどサスペンションは重要ですね.r&m の自転車はみなサスペンションが備わっていますが,こういう街で走るのを想定しているのだなと思いました.

Tour black 参加者の 10 人ほどの中でドイツ語を解さないのはぼくだけだったようです.しかもぼくは英語も怪しいし.走りも皆より弱かったし.それでもまわりにとても親切にされて無事に楽しくツーリングを終える事ができました.

r&m に戻ってからは工場見学や,メンテナンス講座,参加者の自転車の計量などいろいろなイベントがありました.日没は 21 時過ぎなのですが,19 時くらいから Riese und Müller the Band の演奏が始まりました.ハイコさんがギターを,マーカスさんがベースです.マーカスさんのベースはなんかすっごくはまっている感じでした.

もう日が暮れるまでこの調子なのは確実なので,ぼくらは先にホテルにもどることにしました.でもホテルに戻った時には日没直後くらいでした.

きょうは良く走りました.距離は大した事なくても,自分にとってオーバースピードのまま走り続けるのは辛いですね.

いろんなものに試乗する事ができました.

Birdy のタンデム版,Bi Birdy のオリジナルに試乗しました.後ろにのるストーカはかなり窮屈なポジションになります.サスペンションも柔らかく,それがちょっと気になりました.やはりタンデムとしての完成度はまだひくいですね.まぁ商品化を目指したものではなかった訳ですけど.

ローロフ スピードハブ 14 を搭載した Birdy Grey にも試乗しましたが,やっぱりローロフは良い感じです.シフトもぱしっと決まるし.ぼくはとても良い印象を持ちました.

計量大会があってぼくの BD-1 も計ってもらいました.11.2 kg.思ったよりも軽かったです.

ちなみにセキサイダーをつけたまきさんの BD-1 は 12.5 kg でした.

すーさん,誤字のご指摘ありがとう.


5 月 24 日 Darmstat の街

(5:30 CEST) こちらはちょっと肌寒いです.

自然に目がさめて 5:00 CEST.夕べは少し雨が降っていましたが,今はやんでいます.
長袖で薄手のフリースを一枚だけもってきたのですが,毎日それを着る事になりそうな...

今回日本からは,ぼく,渡邊真紀さん,ミズタニ自転車の水谷さん,ライターの山本さんの 4 人でやってきました.昨年の BE-PAL で r&m などヨーロッパの自転車メーカを取材した山本さんの記事を覚えている人も多いのではないでしょうか.
そして昨日の夕方,ドイツ在住の日本人の須藤さんがくわわりました.はっきり言ってまったくドイツ語が分からないので,彼女の存在はとてもたよりになります.夕べは近くで食事をしたのですが,メニューをみても「もっつぇらちーず」とかしか読めませんでした.須藤さんにほとんどきめてもらいました.
白アスパラがとてもおいしい.ここらへんの特産らしいです.
21 時をすぎてもまだ明るいのです.夏時間を採用していることもあるのですが,21 時すぎまで外が明るいというのは違和感を感じます.

翌 24 日の朝は,食事を済まして 10 時に集合し,ホテルから 2.5 km ほどの r&m へ行ってみようということに.

ぼくは部屋にもどったらそのまま寝てしまいました.そしてまきさんの目覚ましが鳴ったのは 8:00 JST.ちょっとした間違いで日本時間だったのです.どうりでまだ外が暗いと思いました.現地時間(CEST) ではまだ 1:00 でした.

r&m を見学しました.

7 時ごろには,ホテルの朝食を食べて,9 時半ごろにはホテルをまず出発し r&m へ向かいました.ぼくとまきさんは自転車でです.ホテルから 2.5 km ほどで,極近いのです.

r&m は今年から新しい場所に移ったのだそうです.1 階が組み立て工場.2 階はオフィス.地下一階は発送前の自転車用の倉庫といった感じでした.

工場は De-lite を組み立てるブロック,Birdy の組み立てをするブロック.その他ホイールなどを組む専門んのブロックと,3 ブロックくらいに別れていました.

珍しいものをいくつかみました.ローロフ スピードハブ 14 という 14 段変速のない総ギアを装備した Birdy Gray も見る事ができました.
Birdy Gray には新型の折り畳み式のキャリアも着いていました.メインフレームとリアスイングアームに固定点を用意しています.自転車を畳むとリアキャリアも一緒に畳まれます.

De-lite は全部ドイツで作っているのに対して,Birdy はホイールやディレイラーなどがない状態で,台湾から送られてきて,ここで組み立てて完成します.BD-1 もお客さんの注文に応じたパーツを組み付けると言う事をしています.フレーム売りはないですが,好みに応じたパーツを組み付けて販売するということはやっているそうなのです.

一通り,見学したあとは,5 時にまた r&m で待ち合わせる事を水谷さん達と約束して,ぼくとまきさんで Darmstat の街を散策することにしました.

最初のミーティングがありました.

自転車でちょっと走ればどこでも行けます.まず中心街に行って,お買い物.どうも思ったよりも夜は冷えるので,まきさんはフリースを買う事に.
ほかにも自転車店でいくつか買い物をしました.

ぼくはゲーム板の MONOPOLY を買いました.じつはちょっと集めているのです.外国に行ったら,その国のバージョンの MONOPOLY を買うってのは面白いのではないかと.今回はユーロを記念したバージョンのドイツ語のやつをかってみました.

駅も見物しました.駅には改札はないようだし,列車に自転車をそのまま持ち込めるそうなおで,自転車を押して駅のなかまでどんどん入っていけました.

Darmstat は小さな街です.

5 時に r&m に戻り,今度は 2 階のオフィスを見学しました.

その後は r&m の人と一緒に近くの公園まで移動しました.夕方からそこでバーベキューをやるって話なのです.

公園に着くと,すでに何人か Birdy に乗った人が集まっていました.自転車を前に集まると,どこの国の人でもやることはあまり変わらず,人の自転車のパーツを指差してあれこれとお喋りするのです.

ぼくの自転車のパーツを見て,web site を公開しているでしょう.見ましたよって声をかけてくれた人もいました.

で,夜の 21 時を過ぎても暗くならないのですが,なんでも夜になったらナイトランするぞって話しらしいのです.なにもそんな遅い時刻の夜にわざわざはしらなくても良いなってことで,日本チームはホテルに戻る事にしました.

と,いうわけでホテルに戻ってシャワーを浴びてからこれを書いています.ただいまの時刻は 23:09 CEST です.猛烈に眠いです...


5 月 23 日 ドイツへ

(10:40 CEST / 17:40 JST) 成田からフランクフルトへの機内です.

食べて寝て,食べて寝て,そして 7 時間 40 分.あと 4 時間くらいでフランクフルトです.

実は出発前夜はばたばたしていて全く寝ていなかったので,飛行機に乗ったら爆睡モードでした.まきさんも同様.しかしさすがに寝るのも疲れて,コンピュータを出してぱちぱちしています.

その昔は機内でコンピュータなんて使っていると,こんなところでまでコンピュータかって感じだったのですが,最近はコンピュータを使っている人をかなり見かけるようになりました.コンピュータのバッテリが長もちするようになったからかも.

成田での出発ゲート付近では,無線 LAN が使えるようになっていて,誰でも自由に Internet 接続できるようになっていました.だんだんとこういった環境が整って行くと良いですね.

まきさんが天気予報で調べたところ,むこうはあまり天気が良くないかもとか.今回のぼくの雨具はとても軽装で,完全な防水ではないのです.雨にならないといいなぁ.

(17:00 CEST) ホテルに入りました.

まずは自転車の組み立て.ばらしてケースに入れてきたので組み立てが必要なのです.

自転車を組み立てたら,コンピュータを出して,ネットワーク接続テストです.米国では,電灯線(電源)のコンセントや電話線のモジュラージャックの形状は日本と同じで問題がなく簡単なのですが,ここドイツではコンセントもモジュラージャックも形状が違うのです.それらのアダプタに加えて,電話線の極性チェッカなども用意しました.やっぱり電話線の極性が違っていましたが,用意した道具を使って無事に接続できました.

普段使っているのが AirH" の 32 Kbps なので,モデムの接続の方が速いです(笑)


5 月 22 日 ちょっとドイツまで

ちょっとドイツまでサイクリングに行ってきます.

ワールドワイド Birdy ミーティングなのです.別に会議をするわけではないです.自転車好きがそれぞれの自転車を持って各国から集まるわけですが,やることは自転車乗る事と,自転車についてあれこれ語り合う事.きっと日本でぼくらがいつもやっていることとかわらいんぢゃないかなぁ.

しかしとてもすばらしい場所だと聞いているので楽しみです.r&m がどんなところなかのかも良く見てきます.

明日の朝出発して帰って来るのは,来週の水曜日の朝なのです.

米国なら,ほぼ間違いなくホテルから Internet 接続できるのですが,さて今回はどうでしょうね.


5 月 19 日 月例荒川サイクリング

タンデムで走る荒川サイクリングロード.

直前までは雨の心配をしていたのに,当日はとても良い天気.暑くもなく寒くもなく,とても気持ちの良いサイクリングになりました.先月は雨になってしまったのですが,その時に乗る約束だったゆきひめに,今回タンデムに乗ってもらいました.

これまでは主に自転車が好きな人とか,ぼくの ViewPoint タンデムに興味を持った人に乗ってもらっていたのですが,ゆきひめは必ずしもそうではないのでした.彼女に悪い印象をもたれてしまうと,花奈ちゃんやさやかちゃんや木暮さんにも良く言ってもらえないので,心して運転させていただきました(笑). 約 30 km を走る浮間公園から葛西臨海公園までのサイクリング.天気がとても良かった事もあって,ゆきひめにも満足していただけたようでした.

更新しましたね!

なんてさっそく言われました.しばらく更新しなかったのでアクセスも減ってたでしょうねぇ.まぁ今までのようにぼちぼち書いて行きますので,よろしくお願いします.

ヒューマン パワード ビークル (HPV)

つまり人力の乗り物ですが,自転車の他にも人力の船とか人力の飛行機とかがありますね.それらをひっくるめて HPV と言ったりします.リカンベントは自転車競技の世界から見るとちょっとはずれたものなので,HPV というカテゴリの中で語られる事も多いのです.

定例荒川サイクリングに集まるのは,主に折り畳み自転車とリカンベントでした.それらでなくてもまぁ自転車でした.ところが今日は葛西臨海公園でリカンベントが別の乗り物に組み換えられるというデモがありました.

空気で膨らむフロートを二つ用意し,それをフレームで連結し,その上にリカンベントを乗せて固定します.後輪に接触したローラがまわると,フレキシブルジョイントを通じて,前輪の下にとりつけたスクリューがまわると言う仕組み.こういうものが通販で買えるのだそうです.それを持ち込んだフィリップスさんのリカンベントは後ろに box が付いていましたが,それの中にまさかフロートなどが納められていたとは!

で,葛西臨海公園の海では船を浮かべるとおこられるそうなので,別の場所に移動することになりました.そしてそこで試乗会です.けっこう沢山の人がチャレンジしました.実際に動いているのを見るまでは,おもちゃみたいなものだと思っていたのですが,水上を走るそれはけっこうなスピードで進むのです.試乗させていただいたら,フロートを二つ使っているためにとても安定していました.それにリカンベントに乗るようにペダルをこげば,それはするすると前に進むのです.これはとても楽しい乗り物でした.すばらしい!

思いがけずおもしろい乗り物に乗る事ができました.共同購入しようとかという話もその場では出て,かなり盛り上がりました.しかし「なぜ買わない?」っていう感じですね.すごいです.

Bike Friday web ページ 日本語化計画発動!なのです.

Bike Friday,米国の折り畳み自転車専門のメーカです.いろいろと用途別に車種が沢山あります.また折り畳みや分割式のタンデムも扱っています.その Bike Friday は,けっこう web ページに力を入れていて情報量が多いのですが,それらは全部英語です.日本代理店がいくつかあるのですが,どこも Bike Friday の web ページの情報を日本語でフォローするということはしていないのです.もちろん日本代理店にコンタクトすればそれなりに情報が得られますが,まず web ページで見たいという要求は確かにあるのです.それも英語でなく日本語でという要求が.

で,やっぱり日本語化するなら日本語がネイティブな人が良いだろうって事で,ぼくがちょっと手をつけてみようということになりました.いやなんで何もしていないうちからここでこんな事を書くかというと協力者が欲しいからです.ぼくは英語がとても得意で自転車にとても詳しいというわけではありません,決して.
でも英語がネイティブで日本語が得意な おルスさんが Bike Friday の web ページを日本語化しましょうと,とても熱心なので,ぼくもできることから協力しようということになったのです.

これは今日の荒川サイクリングで決定しました.

協力してくれるはいらっしゃいませんでしょうか? 我こそは! っていう人があったらご連絡下さい.

そうでなくてもいろいろメーリングリストで英語や自転車の事で分からない事を質問すると思います.よろしくお願いします.


5 月 18 日 ごぶさたしております

「忙しそうですね」と言われるのです,人と会った時に.

つまり最近全然 web ページを更新していないのは仕事がすげー忙しいのですねっていう意味なのです.しかしそれは違うのです.
また別の人には「どうせ暇なんだろう」なんて言われてしまう状況ですし.しかし「どうせ暇なんだろう」って言い切ってしまうのもどうかと思うのです.

これまではかなり仕事が忙しい時にも週末には自転車に乗っていましたし,ちゃんと web ページの更新もしてきました.つまり忙しくても更新する事はできたのです.
更新しなかったから更新されなかったのであって,つまりは「やる気」の問題でしょうか.

長いこと安定して運営してきた「おのひろきおんらいん」ですが,もう 6 月にも http://www.cup.com/onohiroki/ を終わりにして引っ越ししようと思っています.www.cup.com のプロバイダである Hopemoon Internet は,とても良いサービスでした.しかし完璧ではないわけで,web サーバにオプションの機能を組み込みたいなんてのは,なかなか実現するのは難しいわけです.これはどこのサービスでも,サーバを一台借りないと難しいでしょうけど.

実は渡邊真紀さんから一緒に web サーバを一台借りようと話がありまして,そっちに引っ越す事にしたのです.そのプロジェクトは吉田信生さんと話がすすめられていたようです.web とか mail とかのサービスに強い まきさんと一緒ならとても心強いのです.それに吉田さんも普段から FreeBSD を使っているような人ですし.とても良い話だと思ったので参加する事にして,そのプロジェクトは 3 人でスタートしたのでした.

5 月中に引っ越し完了のつもりでしたが,やっぱり間に合いそうにありません.6 月中には引っ越すぞっと.

袋井オレンジサイクルフェスタに参加しました.

5 月 5 日でした.4 日には浜松にリカンベントサイクリングクラブのメンバーを中心に皆で一つの宿に泊まりました.ちょうど浜松祭りの最中でした.

袋井にヤマハのモーターサイクルのテストのためのサーキットコースがあって,そこを借りて自転車のレースが行われました.3 時間耐久に参戦したのです.チームで参戦なので一人で 3 時間走るのではなくて交代しながらでした.

Sat R Day Recumbent で走ったのですがあまり速く走ることはできませんでした.Sat R Day は,オレゴンでの 100 km のイベントのように,広いところをダーっと走るようなのが向いていると思いました.

一番印象的だったのは片岡さんの F40 の走りでした.F40 はリカンベントをすっぽりとカバーで覆って,頭だけ上にだしたような形になります.なんとなくコミカルな感じです.しかしそれが走ると,とてもすごい性能なのです.サーキットを走るそれはもうむちゃくちゃ速かったのです.しかし当日は風が強くなってきたのでカバーをつけた状態では一周しか走りませんでした.やはり空気抵抗は大きなファクターなのだなと感じました.

荒川サイクリングは今度の日曜日.

毎月第 3 週なのです.先月は思いっきり雨になりまして,中止に.その翌週にリカンベントサイクリングクラブのメンバーを中心に何人か集まって走ったようです.

さて今月は今度の日曜日,つまり明日なのですが,やはり天気が心配です.どうなんでしょう?

今月も先月に引き続き,ゆきひめがタンデムに一緒に乗ってくれる約束なのですが.

自転車のイベント.

参加申込がすんでいるものは,まず 23 日からドイツの World Wide Birdy Meeting に参加するために出かけます.帰国は 28 日.

そして帰国したらすぐに宮城県センチュリーランです.

でその翌週が霞ヶ浦一周サイクリングです.これはゆきひめも誘ったのです.約 90 km を無事に走りきることができるでしょうか.

で,その翌週が荒川サイクリングですから,みっちりですね.


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