2003 年 10 月の履歴(もしくは日誌)


2003 年 10 月







10 月 22 日 パレード

Web ページと RSS の関係

Web サイトの最初のページ/トップのページ (用語では Welcome ページ) の機能を考えると,たいていはその Web サイトの内容の見出し一覧になっているのではないでしょうか.その Web サイトの各ページへのリンクとか,最近更新があったページの一覧とか.そして日記/日誌を公開していれば,それらの最新のいくつかのトピックスが Welcome ページにあったりします.いわゆる Weblog もしくは blog という形態の Web サイトなら,Welcome ページは最新のいくつかの記事 (用語ではエントリー) が表示されているでしょう.

Welcome ページの中では,頻繁に更新される動的なものと,あまり行進されない静的なものとの両方があるでしょう.

RSS が,Welcome ページからリンクされるなら,Welcome ページの中の頻繁に更新される動的なものの要約を表現した RSS にリンクされるでしょう.
Web ページを閲覧する Web ブラウザのための Welcome ページに対して,Web サイトの要約一覧である RSS を扱う RSS ビューア (用語では,RSS Aggregator) 用に提供する RSS.この 2 つの関係はどういう関係でしょう.

RSS をコンピュータが発見できるように HTML の中に情報を記述する方法として,以下のような書き方があります:

<link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="RSS" href="http://onohiroki.cycling.jp/info/weblog.rdf" />

これの alternate というのは代替という意味なのですが,RSS が Web ページの代替なのかという話が「はてなダイアリー - in the vanguard」にありました.

例えば iモード用に Welcome ページの代替を用意する時にはまったく同じ内容なのではなくて,iモードで閲覧できるような内容に制限もするし,iモード専用のコンテンツへのリンクを追加したりするでしょう.

Web のコンテンツにアクセスするソフトウェア/ User Agent はいろいろあって,User Agent にあわせたコンテンツを代替として用意するってことです.

Web サイトの要約一覧を扱う User Agent の為に Welcome ページの機能の一部である,「頻繁に更新される動的なコンテンツへのリンク」だけを抽出して,それを Welcome ページの代替として提供するという考えではおかしいでしょうか.

RSS を Welcome ページの代替として考えたら,頻繁に更新される内容を RSS で提供し,あまり更新が無い部分は RSS に適用される XSLT で提供するとか.そうしたら RSS を Internet Explorer で表示した時に XSLT を使えば,Welcome ページとほぼ同じものが再現できるでしょう.そのときに Welcome ページでは,日誌の記事の全文が読めるけど,RSS だと日誌の記事の要約だったとしても,どちらもその記事全文へのリンクを持っているなら,頻繁に更新される日誌の記事の最新のいくつかの一覧と言う意味ではあまり変わらない機能を提供していて,むしろ RSS を扱う User Agent 向けとしては適切な代替かなと.

「はてなダイアリー - in the vanguard」の記事を見るまでは,そんな事は考えもしませんでした.

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