履歴もしくは日誌
2005 年 6 月の履歴(もしくは日誌)
2005 年 6 月
6 月 16 日
はっとして GRDDL
神崎さんの「RDFとセマンティック・ウェブの現在」を見て,はっとしました.以前から神崎さんの「XHTML metainformation profile」のプロファイルを利用してました.そのプロファイルを head 要素の profile 属性で指定するだけで良いのかそれとも同時に GRDDL のプロファイルも指定して,さらに link 要素で XSLT スタイルシートを指定するのかな.これがひっかかったのです.
GRDDL というのは,XHTML でコンテンツを書く時にちょっとした仕掛けをしておけば,それを変換してメタデータを RDF として抽出できるっていう仕組みです.
- RDFとセマンティック・ウェブの現在 slide 22: GRDDL
http://www.kanzaki.com/works/2005/pub/0519ipsj.html#s22 - XHTML metainformation profile
http://www.kanzaki.com/ns/metaprof - Gleaning Resource Descriptions from Dialects of Languages (GRDDL)
http://www.w3.org/TeamSubmission/grddl/
ここでは profile 属性と link 要素で GRDDL を利用
と書いてあります.
それならこんなになるのでしょうか...
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja"> <head profile="http://www.w3.org/2003/g/data-view http://purl.org/net/ns/metaprof"> <link rel="transformation" href="http://www.kanzaki.com/parts/xh2rdf.xsl" /> ...
さらに神崎さんのサイトの他のコンテンツを読んでみると,プロファイル側で GRDDL で利用する XSLT スタイルシートを定義すれば,個々の XHTML 文書の link 要素で XSLT スタイルシートを指定しなくても良いという記述がありました.
つまり,やっぱり head 要素の profile 属性で,プロファイルを http://purl.org/net/ns/metaprof って指定しておけば,そのプロファイルの中で XSLT スタイルシートが定義されているので大丈夫ってわけです.
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja"> <head profile="http://purl.org/net/ns/metaprof"> ...
以前読んだ時に理解が足りなかったのか,それとも忘れてしまっていたのか.
より理解が深まりました.
(メタデータプロファイルの URI は、http://purl.org/net/ns/metaprof/ ではなくて http://purl.org/net/ns/metaprof でした.最後の / は無しでした.修正しました.神崎さん,ご指摘ありがとうございました.)
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更新情報:
- 「タンデム自転車 その可能性と法律・条例 - the universal cycling -」を更新して「自転車の車輪の数と乗員の数を追加」を追加.