履歴もしくは日誌
2006 年 1 月の履歴(もしくは日誌)
2006 年 1 月
1 月 24 日
Google Earth for Mac 用に GPX ファイルを KML ファイルに変換する
Windows では Google Earth ってのがずいぶん前から話題になっていましたが,Mac OS X 版が 1 月 10 日にベータ版としてリリースされました.
FrightTrackを使うと,3 次元的な地形に,地図や人工衛星からの地表の写真をマッピングして表示し,さらに GPS の軌跡データ(トラックデータ)を重ねて表示することができます.これと同じことを Google Earth でも簡単にできます.しかも地球上のどこでもズームインすれば,直ちに Internet からデータをダウンロードして詳細な地形を表示できます.FrightTrack のように GPS からデータをダウンロードしたりはしませんが,一度トラックログを保存したら,Google Earth のほうが簡単にトラックログを表示できると思いました.
さて Windows 版では,Google Earth は GPX ファイルを読み込むことができるのですが,Mac OS X 版では GPX ファイルは読めません.GPX ファイルを KML ファイルに変換してから読み込む必要があります.
GPX も KML も XML なので XSLT を使えば簡単に変換できそうです.が,しかし GPS Bable というソフトウェアがすでにその変換を実現しているので,それを使うことにしました.
- GPSBabel - convert, upload, download data from GPS and Map
programs
http://www.gpsbabel.org/ - Compiled GPSBabel for Mac OS X - AppleNova Forums
http://forums.applenova.com/showthread.php?t=11876 - GPSBabel for Mac OS X の実行ファイル
http://plaza.ufl.edu/zoom102/uploads/macgpsbabel.dmg
GPS Babel は,さまざまな GPS のデータファイルを相互に変換する事ができます.GPS からのデータダウンロードや GPS へのデータアップロードもできます.Mac OS X 版では GUI も用意されていますが,基本的にはコマンドラインで使うソフトウェアです.
で GUI があるならそれを使えば良さそうですが,あれはあまりうまくうごきません.少なくとも日本語環境ではうまく使えないと思います.
ファイルの変換を Terminal からコマンドを入力して行うのも悪くありません.でも,ドラグ アンド ドロップでファイルが変換できるように Automator でワークフローを作ってみました.GPS Bable が必要です.アプリケーションとして保存したものを公開しておきます:
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