2011 年 8 月の履歴(もしくは日誌)


2011 年 8 月

8 月 31 日

Google Latitude ロケーション履歴のデータをダウンロードする

iPhone の Google Latitude アプリはそれなりに便利に使っていて,Google ロケーション履歴を有効にして Latitude 使ったり Google モバイルアプリ使ったりすると,その位置情報のデータが Google に蓄積されていきます.で,気がついたらけっこうちゃんとしたデータとしてたまってました.

GPS ロガーほどでは無いにしても,常に持ちあるている iPhone によってある程度のロケーション履歴が残るってすごいな.

Google Latitude のページの「履歴」「表示と管理」とたどると,カレンダーが表示されます.日付をクリックすると,その日のデータがあれば KML でダウンロードするためのリンクが表示されます.

Google Latitude / 履歴 / 表示と管理
Google Latitude
https://www.google.co.jp/latitude/b/0/history/manage

この「KMLにエクスポート」のリンクは,例えばこんな URL になります.
https://www.google.co.jp/latitude/b/0/apps/history/kml?startTime=1314716400000&endTime=1314802800000
これの startTime を 0 にすれば,一日分ではなくて,ロケーション履歴の最初の記録から一括ダウンロードできます.
この数字ってエポック秒とは違うの?

これ KML なのは良いのですが waypoint データであって track log ではないのですよね.移動の軌跡データではなくて,ポイントポイントの履歴なんです.写真データの EXIF に geo tag 付けたいとかって時には GPX track log のほうが都合が良いので,GPX track log に変換するプログラムを書いてみました.

あと Google Latitude のページから一日分ずつダウンロードするのを自動化するのもやってみました.これは Fake.app という Mac OS X 用の Web 自動化ツールを利用しました.

Web ブラウザの自動化ツール
Fake - Mac OS X Web Browser Automation and Webapp Testing Made Simple.
http://fakeapp.com/

というわけで,KML waypoint データを GPX track log に変換するツールと,Google Latitude のページから自動的に KML をダウンロードする Workflow ファイルを紹介するページを用意しました.

http://onohiroki.cycling.jp/tb/tb.cgi/weblog_d20110831n1 TrackBack