2016 年 8 月の履歴(もしくは日誌)


2016 年 8 月

8 月 27 日

PowerCal を買いました

サイクリングで Garmin の ハンディ GPS を利用し始めたのは早かったのですが,Garmin からサイクリング用の GPS が出てもしばらくは試してなくて,Edge 1000 J を買ったのも最近です.いざ使い始めると ANT+ のセンサーをいろいろ試したくなって,スピードセンサやケイデンスセンサ,心拍センサなど一通り買い揃えました.後方レーダとかも.で,先日とうとうパワーセンサ PowerCal を買いました.

パワーセンサは最近は本当にいろいろ出ているのですが,どれもそれなりに高い!そもそも自転車が複数あっても,どれかに取り付けるってことになってしまいます.ペダルにパワーセンサを内蔵しているタイプは比較的他の自転車につけ直すのも簡単そうではありますが,やっぱり面倒.

その点で PowerCal は,胸につけるバンドの形で自転車を選ばず,しかも 1 万数千円と安価!ぼくにとっては他に選択肢は無いわけです.

PowerCal は心拍センサーからの情報をもとに出力パワーを推定するもので,それを Bluetooth や ANT+ で飛ばすことができます.サイクルコンピュータ側やスマートフォンのアプリ側からは,普通のパワーセンサーが接続されたのと変わりません.

他のパワーセンサーと比べると,リアルタイムでの数値のばらつきが大きいとかいろいろあるんですが,まぁぼくはこれで十分かな.

インターバルでトレーニンングをするのには向かないそうですが,ぼくはそんなトレーニングなんてしてないので問題無しです.

さて,パワーがわかると何が嬉しいのか?ぼくは単純にサイクリングのログが残る時にいろいろデータが残ると嬉しいなって.

その日のサイクリングでよく走れたかどうかを思い返す時に,速度とか心拍数なんかよりは今日は平均のパワーが高かったとかの方が自分自身のことを良く反映しているような気がします.速度はコースや風の影響で全く違った数値になりますしね.サイクリング中に坂を登る時にもっと頑張れるのかもう少しペースを落とした方が良いのかという判断するのにも,心拍数よりもパワーの方が向いている気がします.ちょっとペースを落とした時にパワーはすぐに数値が下がりますが,心拍数が落ちるまでは少し時間があります.心拍数だけ見ているよりもパワーの方がペースを掴みやすいかもしれません.

パワーを見て自分のペースを判断するには,自分がどれくらいパワーが出るかを知っておく必要があります.

心拍数はそういう基準は簡単で年齢から概算を出す方法もありますね.パワーの方は自分で計測するしかないみたい.1時間持続できるパワー FTP が基準になるようで,これをまじめに測定するのは大変そうなんです.もっと手軽に 20 分間での測定から換算する方法もあります.とはいえそれも大変.

ところが Garmin Edge 1000 J ではパワーセンサを接続してサイクリングすると,FTP の推定値を算出してくれます.

今朝は 1 時間ほど自転車で走ってきたのですが,FTP と VO2max の数値が更新されました.PowerCal を使い始めてまだ数回しか自転車で走ってないし,やっと使い方がわかったって状況です.最大酸素摂取量 VO2max って言う数値も FTP 同様に推定値を自動で算出してくれます.

走っている間は FTP の更新を意識していたので 250W を維持できるかなぁって感じで走ってました.結果として 20 分の最大平均パワーで 255W で FTP が 242W.体重で割ったパワーウェイトレシオが 3.86 W/kg って結果でした.VO2max は 56.

この数値が正確かどうかはわからないけど,そんなに悪い数値ぢゃないのかな.

マラソンの世界では VO2max の数値からある距離を走ったらこれくらいのタイムって推定する表があるみたいです.VO2max から推定されるベストタイムなのかな.

サイクリングでも FTP や VO2max からセンチュリーランやヒルクラムレースに参加したらどれくらいのタイムになるかっていう換算表とかあったら良いのに.それともどこかにあるのでしょうか?

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