履歴もしくは日誌
2004 年 2 月の履歴(もしくは日誌)
2004 年 2 月
2 月 7 日
Stellarium 0.5.2
とてもきれいな星空をシミュレーションするプラネタリウム Stellarium 0.5.2 の Mac OS X 版の実行ファイルが 2004 年 1 月 16 日から配布されています.Stellarium は Linux 版や Windows 版もあります.ぼくは Mac OS X ユーザなので Mac OS X 晩について紹介しています.Stellarium 0.5.0 までは,ソースコードをダウンロードしてきて,自分でコンパイルすることができたのですが,それ以降はできませんでした.
以前,作者の Fabien Chreau さんに問い合わせたときはとても丁寧に対応してくれたのですが,結局ぼくは成功しませんでした.
Stellarium 0.5.2 の Mac OS X 版の実行ファイルが公開されて,ダウンロードすれば誰でも簡単に実行できるようになりました.操作方法は,以前の文書で簡単に説明したものがそのまま参考になると思います.
独自の GUI から,観測場所の経度緯度なども設定できます.でもタイムゾーンを含む,時間の設定がなんか怪しい動作をしていますが,皆さんのところではどうでしょう?
設定ファイルを直接編集する事でもっと細かい設定も可能です.
- Macintosh のキーボードのコントロールキー [ctrl] を押しながら,Stellarium のアイコンをマウスでクリックします.
- するとメニューがホップアップするので,パッケージの内容を表示という項目を選んでください.
- すると新しくウィンドウが開き,Contents というフォルダが見えるはずです.それを開きます.
- いくつかファイルとフォルダが出ますが,Resources フォルダを開きます.
- すると config フォルダがあるので,それを開きます.
- location.txt が,観測場所を定義している設定ファイルです.
config.txt が,その他について定義している設定ファイルです.
これらをテキストエディタで開いて直接編集できます.
独自 GUI の色調などは,config.txt で設定されています.0.5.0 の時と設定が変わっていますね.
実は新しいバージョンが出た事は,Stellarium を紹介しているページへのアクセスが増えたので気がつきました.なかなか情報を更新できなくて申し訳ないなって思っていました.
そういえば,fink を利用して KDE をインストールしようとしたのですが,失敗しました.KDE が fink でバイナリ版も配布されるようになったので,比較的簡単に KStars も試せるはずです.うまくできている人がいたら,ぜひ KStars を紹介してください.
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更新情報:
- 「Mac OS X 用の天文ソフトウェア」を更新して,Stellarium 0.5.2 の情報を追加.
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