2007 年 11 月の履歴(もしくは日誌)


2007 年 11 月

11 月 19 日

ロードレーサが流行っているんだって

土曜日に人に付き合って「サイクルモード」に行ってきました.自分自身は特に興味がなくて行く予定ではなかったのです.

今回の目的は人を人に紹介する事.だから目的の相手がやっているブースにまっすぐ行ってそこで3人で立ち話してそのまま帰って来ました.他には何も見て来ませんでした.

それでも会場の雰囲気は分かりましたよ.

サイクルショーってある時から急激にさびしい感じになってきて,あまり見るもの無いなぁって感じで人も集まらなくなったような印象でしたが,サイクルモードは沢山人が来てました.試乗目的でヘルメットをかぶったまま会場内をうろうろしている人が目立ちました.

後はやっぱりロードレーサを中心にスポーツ車しか置いてなくて,コミュータとか実用車とかはあまり無かったみたいな印象.いや入り口と目的のブースの間を往復しただけですけどね.

ロードレーサもいいかもね.自転車を 10 台くらい持っていたら 1 台くらいロードレーサがあったほうが自然というものかなと.ぼくなら泥よけも欲しいし 700C ぢゃなくてもう一回り小さい車輪が良いなぁなんて事を考えてします.するとぜんぜんロードレーサぢゃないものになってしまいそうな.

マウンテンバイクって買ってみてもどこを走るかってのが問題.マウンテンバイクを生かすような場所を走るってのは実は初心者には難易度が高いのではないかなぁ.ぼくは以前はゲレンデを走っていたけど,あれはやっぱりぼくには無理な 世界でした.

ロードレーサはその点ではどこでも自宅のまわりを走ればいいけど,さてそれがどこまで広げられるか.

折り畳み自転車なんて輪行して電車でどこかにでかければいくらでも楽しみは広がると思うけど,折り畳み自転車を買ったけど輪行した事無いっていう人もいるし,実際輪行もそれほど楽ぢゃなかったり.

実際は自転車なんてなんでもいいから,走ってみて楽しみを見つけられればそれで OK.

ところで,Web をぶらぶらしていたら最近の流行に対する意見としておもしろいことが書いてあったので引用します.

引用元
今始めるなら、断然ロードバイクだ? - シートン俗物記
http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20071116/1195201119

いきなりロードバイクに乗ってみたりしないで、まずは家で埃まみれになっているママチャリでもMTBルック車でも高校通勤時の自転車でも何でもいい。チェーンに油を差して、ブレーキの効きを確かめ、若干サドルの高さとタイヤの空気圧を上げ目にして、気の向くまま走り出してみた方が良いよ。その時に「あぁ、自転車って(意外に)楽しいな」と思えたら、そしてそれが続くようだったら自分に合った自転車を買ってみればいいと思う。

自転車は流行かもしれないが、流行が終わっても一生楽しめる趣味だと思う。だから、安易に高価なロードに飛びつかなくてもいいんじゃない?

引用終わり.

いや,ほんとにそのとおりだと思う.なんでもいいから乗ってみて「あぁ自転車って楽しいな」って感じられる事が大切ですよね.

ぼくは「楽しいな」が続いているな.やっぱり自転車楽しいよ.他の何かと比べなくても,ただ自転車に乗っていて楽しいな.

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更新情報

11 月 05 日

willcom 9(nine) WS009KE で Gmail にアクセスできなくて困ったから Proxy で回避

willcom 9(nine) WS009KEGmail にアクセスできなくなりました.すっごく困ります.nine は持ち歩かなくなりました.かといって W-ZERO3 を使う気にもならないのです.

どうも調べてみると Web アクセスに Proxy を設定すれば良いみたい.ぼくは @nifty を使っているので,@nifty のアクセスポイントに接続して,@nifty の Proxy を利用するように設定してみました.

Proxy はコンテンツのフィルタを目的としたものだけど,まぁ特に問題無し.

nine の設定は [Web A/a] ボタンを押して表示されるメニューの「9 ダイヤルアップ設定」の「2 接続先設定」で 2 番目か 3 番目の接続先として @nifty を登録して Proxy も設定し,「9 ダイヤルアップ設定」の「1 ダイヤルアップ接続先」で設定した @nifty を選べば OK.@nifty ではなくインターネット接続サービスプロバイダと契約している場合も,同じような Proxy のサービスがあるんぢゃないかな.

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11 月 3 日

Mac OS X 10.5 Leopard インストール Flash が再生できなくなった

Mac OS X 10.5 Leopard がリリースされて早速 iBook G4にインストールしました.内蔵ハードディスクドライブは空き容量不足なのもあって,とりあえず外付けハードディスクにインストールです.Mac OSX のインストールでは,新規にインストールした場合でも古い環境から必要な設定やソフトウェアをコピーしてくる「移行アシスタント」ってのがあって,新しいMac を使い始める時や新しい外付けハードディスクを起動ディスクにする場合に古い Macから簡単に移行できます.本当に簡単.コピーするデータが多ければ時間はかかりますけどね.およそ移行はうまく行って Leopard は良い感じ.一点だけトラブル.Safari などの Web ブラウザで Flash が再生できなくなってしまいました.今日はそのトラブルシューティングの過程を説明しましょう.

現象としては「QuickTime 7.1.6 for Macを入れたらYouTube、Rimoが見れなくなった」で報告されている現象と同じでした.

ここで紹介されている「システム環境設定」の QuickTime の設定を変更するのもやったのですが,なんかうまく行きませんでした.(ここはちゃんと検証していません.)

そこで以下のような手順で解決しました.

  1. 別のユーザ名でログインして,問題が再現するか確かめる.

    Mac OS X では複数ユーザを設定できますが,皆さん複数用意していますよね?なにかトラブルがあったら別ユーザでログインして問題が再現するかどうかを確認するのが必須だと思います.

    もし,別ユーザでログインして問題が再現しなければ,問題はユーザのホームディレクトリの中,それもおそらくは「ライブラリ」フォルダの中に問題があります.

    別ユーザでログインして問題が再現した場合は,問題のアプリケーションが壊れているとか,システムが壊れているとか,システムの設定が壊れているとかです.

    今回はら別ユーザでログインして問題が再現しなかったので,自分のホームディレクトリの「ライブラリ」フォルダに問題があります.この中にはさまざまな設定のファイルやキャッシュファイル,場合によってはデータそのものがあったりします.

  2. Safari のヘルプメニューの「インストール済みプラグイン」を選んで表示画面を問題があるユーザと問題が起こらない別ユーザで比較すると,問題があるほうではQuickTime Plug-in 7.2.1 で MIME Type application/x-shockwave-flashがリストされていました.このために Flash を QuickTime Plug-inが再生しようとして失敗しているのです.どうしてこんなことになってしまったのでしょう?

  3. QuickTime Plug-in は,起動ハードディスクドライブの直下の「ライブラリ」ディレクトリの中の「InternetPlug-Ins」ディレクトリの中にあります.QuickTime Plugin.plugin と QuickTimePlugin.webplugin があるはずです.これのどっちでもいいので,optionキーを押したままマウスでプレス(マウスボタンを押しっぱなし)にするとメニューがホップアップします.そのメニューから「パッケージの内容を表示」を選びます.するとその中に「Contents」フォルダがあり,それを開くといくつかのファイルの中に「Info.plist」が見つかります.MacOS X では設定は plist ってのに書かれている事が多くて,これは XMLファイルになっています.テキストエディタで編集できますが,デベロッパツールをインストールしてあると「Property ListEditor.app」っていう専用のエディが利用できて便利です.で「Info.plist」を開いて中身を見てみます.

    中を見渡すと,「WebPluginMIMETypesFilename」っていう項目が見つかります.今回の問題にすっごく関係しそうですね.その項目の値は「com.apple.quicktime.plugin.preferences.plist」ってなってます.これはWeb 用の Plugin の MIME Typeの設定は,com.apple.quicktime.plugin.preferences.plistっていうファイル名の設定ファイルで設定されているという意味に違いありません.

    では com.apple.quicktime.plugin.preferences.plist っていうファイル名の設定ファイルはどこにあるのでしょうか?

    もちろんそれは自分のホームディレクトリの下の「ライブラリ」フォルダの中にあります.さらには「ライブラリ」フォルダの中の「Preferences」フォルダの中にあります.

  4. さて問題の com.apple.quicktime.plugin.preferences.plistを開いてみます.すると「WebPluginMIMETypes」っていう項目があり,その中にさまざまな MIME Typeがリストされていました.それには「application/x-shockwave-flash」もありました.これを削除してしまえば良さそうです.念のために com.apple.quicktime.plugin.preferences.plistのコピーをバックアップしておいて,WebPluginMIMETypes から application/x-shockwave-flashを削除しました.

  5. Safari を起動してインストール済みプラグインを確認したら,QuickTime Plug-in 7.2.1 の MIME Typeのリストから application/x-shockwave-flash がなくなりました.試してみると今度は Safari で Flash が再生できました.

この手順は記憶に頼って書いているので,実際にはちょっと違うかも.ぼくの場合のトラブルへの対処経験を紹介しただけで,ぼくがなにかを保証するわけではありません.ここに書いたのは,ぼくと同じ問題に直面した人へトラブル解決の為の情報を提供するためと,一般的に Mac OS Xでのトラブル解決手順のパターンの一つを記録しておこうとおもったからです.

こんな手順を踏まなくても本来は環境設定の QuickTime の設定から問題を解決できるはずなのだと思います.またどうして Mac OS X 10.4 Tiger から Mac OS X 10.5 Leopard に移行したら問題が発生したのかも良くわかりません.

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