2015 年 11 月の履歴(もしくは日誌)


2015 年 11 月

11 月 23 日

2 台の GPS / Garmin Edge 1000J と Garmin GPSmap 62s

ぼくは 2000 年ごろからサイクリングにハンディ GPS を利用しています.ハンディ GPS は 2000 年ごろの Garmin GPS II Plus の時からすでに速度,移動距離,移動軌跡の表示できて,移動記録をログとして保存することもできました.サイクリングの記録を取るのには便利な機器です.

最近までサイクリングで使ってきたハンディ GPS の Garmin GPSmap 62s は ANT+ センサにも対応していましたが接続できるセンサの種類が少なく,最近のセンサには使えないものもあったので新しい GPS を買うことにしました.最近は Garmin から GPS 内蔵のサイクルコンピュータとして Egde シリーズが出ています.自転車で GPS と言えば今なら Garmin Edge シリーズの事ですね.それでフラッグシップモデルの Garmin Edge 1000J を買いました.

ハンドヘルド GPS である Garmin GPSmap 62s では次のような感じでした:
電源オンでログの記録開始.電源オフまでログをとり続ける.
設定によりログは 1 日単位で整理されて,ファイル名に日付がついた GPX 形式の XML テキストファイルで保存される.
Mac に USB で接続するとマスストレージクラスとしてマウントされる.
GPX ファイルは様々なソフトウェアから利用でき,特に Garmin 純正のソフトは必要無かった.
単三電池 2 本で 20 時間動作して1日のサイクリングで不安になることは無い.電池はどこでも入手できるし,予備を持ち歩くのも苦にならない.
mini USB 端子を利用して外部から給電しながら利用出来る.
対応している ANT+ 外部センサーはスピードとケイデンス一体型センサーのケイデンスのみとハートレートセンサーの 2 種類のみ.単体のケイデンスセンサに非対応.
サイクルコンピュータである Garmin Edge 1000J では次のような感じ:
ログの記録はボタンを押して記録を開始してから,ボタンを押して記録を終了するまで.設定で停車時は自動で一時停止状態になる.
ログはバイナリ形式の fit ファイルで保存されている.
Mac に USB で接続すると,マスストレージクラスとしてマウントされる.
micro USB 端子から充電して 15 時間動作.早朝出かけて夕方になるとバッテリの残りが減っていると警告が出るので1日のサイクリングでもちょっと不安.
micro USB 端子を利用してモバイルバッテリなどから充電しながら利用出来る.
対応している ANT+ 外部センサーの種類が多く.単体のケイデンスセンサにも対応.パワーセンサ,ライトなども ANT+ で接続できる.

Garmin GPSmap 62s はサイクリングにも対応しているけど,基本的には登山とかハイキングなどの野外活動に適した機種なんだと思います.サイクリングでもツーリングとか旅で使うとか,自転車で移動しつつ徒歩でも歩き回るような場合は全ての行動ログが取れて良い感じです.でも自転車での移動と,徒歩での移動を自動で分けてログを取るような事は本体だけではできません.

Garmin Edge 1000J はサイクリング全般向けというよりはトレーニングやエクササイズで自転車に乗る人向けだと感じます.だから Edge ではトレーニング単位での記録が自然にできるようになってます.コースを使ってナビゲーションする場合は,もしコースのスタート地点にいなければスタート地点に誘導するのがデフォルトの動作になっています.これもコースは目的地への移動のためのものではなくて,トレーニングのためのトレーニングコースであって,スタート地点から走ることが前提なのでしょう.

ぼくのようにハンディ GPS から始めた場合は,Garmin Edge はかなり違ったものですが,やはり自転車用なので便利なところも多いです.一方で自分の使い方では Garmin GPSmap 62s での使い方を完全に Garmin Edge 1000J に移行できない気もします.東京・南会津サイクルトレインみたいなイベントライドで,自転車から降りて徒歩で散策することがあるような場合は,Garmin Edge 1000J だけでは不足に感じます.あと Cycle Oregon のように一週間テント泊でサイクリングして,充電が確実にできるかどうかわからないような場合も,電池で動く GPSmap 62s は安心です.

結局ぼくは単純に Garmin Edge 1000J と Garmin GPSmap 62s の両方を使っていくことにしました.GPSmap 62s はポケットかバッグにしまったまま常に携帯して記録をとり続けてます.自転車に乗るときは Edge 1000J も使い,自転車に乗っている時に画面を見たり操作するのは Edge だけです.

サイクルコンピュータとして使うのであれば,Edge 1000J よりも小さい Edge 520J なんかも良さそうに思います.

また日本輸入代理店では取り扱いがないですが Edge シリーズにもツーリング向けモデルがあるようです.

GPS というとナビゲーションって考えの人もいると思いますが,道路のナビゲーションだけを考えたら iPhone なんかの方が良いと思います.でも記録を取ることを考えると iPhone はあまり役に立たないとぼくは感じていて,Garmin デバイスなら確実で安心です.

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11 月 8 日

マウンテンバイク,再び

1997 年 12 月に GT-LTS 3000 DS というマウンテンバイクを買いました.それで富士見パノラマスキー場のダウンヒルコースなんかを何度か走りました.それなりに楽しかったのですが,いろいろ無理があってマウンテンバイクダウンヒルはやめてしまいました.その後,このマウンテンバイクにはほとんど乗りませんでした.

もったいないから街乗りに使おうということで,ハンドルバーを少し短くしてタイヤも舗装路用のに交換.さらに泥除け SW-816FR をつけました.泥除けには尾灯 TL-SLR100.前照灯は以前から使っている明るい HL-EL625RC を CFB-100 でフロントフォークに取り付けて,予備に乾電池で使える HL-EL140 をハンドルバーに付けました.

あと使っていなかった Garmin のスピード&ケイデンスセンサー GSC10 も付けました.このセンサーは小径車とかリカンベントには取り付けが難しそうだったので長く放置してました.

前後にサスペンションが付いたこのマウンテンバイクって街乗りにはやっぱり不向きかなぁ.でも,しっかり走ります.当面はこれをマンションの駐輪場に置いて街乗りに使おうと思います.

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