2005 年 6 月の履歴(もしくは日誌)


2005 年 6 月

6 月 28 日

タンデム自転車でツール・ド・美ヶ原

6 月 26 日にツール・ド・美ケ原 2005というヒルクライムレースがあり,ぼくは Bike Friday の折りたたみのタンデム自転車 Tandem Two'sDay で参加しました.タンデム自転車ですから,1 台の自転車に 2 人で乗りました.前に乗ってハンドル操作するキャプテンをぼくが務め,後ろにのってペダリングだけを行うストーカは,リカンベントサイクリングクラブや BD サイクリングクラブでの仲間である なぎのさんでした.すてきな人と一緒に走ると,やはりぼくのモチベーションが違うわけであります.

レースでどれくらい走れるのかさっぱりわかりませんでしたが,事前にちょっと練習をしたので完走できるという自信はありました.そして,前日にも途中の美鈴湖まで試走したのですが,一番苦しい最初の激坂をなんとか登る事ができたので,これはけっこういけそうだと感じていました.

さて,本番.男子のロードクラスに,男女ペアのタンデム自転車が 1 台混じってスタートしました.場所によっては自転車を降りて歩いている人もいる中で,ぼくらはちゃんと歩かずに最後まで走る事ができました.

走っている間に沢山の人に声をかけられました.がんばってって沢山声をかけてもらったし,「それって楽なの」っていう質問も多かったです.ぼくらはそれぞれにがんばって走っていたので,決して楽して走っていた訳ではないです.ぼぼ全力.それでも 2 人でお互いに声を掛け合って走っているので,気持ちを強く持てる点では楽なのかな.それとストーカだと,ハンドル操作をしないのでペダリングに集中できるのが楽みたい.あと坂が緩くなっても軽いギアでゆっくり走っていると,後ろからギアを重くしても大丈夫ですよって声がかかるので,よしもう少しがんばるかっていう気持ちになったり.

そして,ちゃんと完走することができました.全長 21.6 km 標高差 1,270 m のコースを走りきりました.タイムは 2 時間 12 分.Greenspeed GTX Recumbent Trike で出場した 2004 年の 2 時間 18 分よりも速かったです.

走った後の疲労度では,立ち上がる事ができなかった GTX と比べると Tandem Two'sDay では,特に疲労困憊って感じではありませせんでした.

今回は途中でチェーンが落ちるというトラブルも含めて 3 回停車して休憩しました.それでも自己記録更新ですから,やっぱり,なかなか速かったのかなと.これもストーカとしてがんばってくれた なぎのさんのおかげです.とても楽しく走ることができました.なぎのさん,ありがとう.

レースが終わっての下りはなかなか大変でした.ディスクブレーキなんですが,けっこうすぐに熱を持ちます.ロータは水滴をたらすと「ジュ」っていうくらい熱を持っていたし,キャリパ付近も調整ねじを触れないくらい熱くなりました.ロータが焼けて変色したし,途中でキャリパ付近から焼けたにおいがしました.熱を持つとブレーキの効きが悪くなり,時々停車してブレーキを冷ましながら下らなければなりませんでした.たびたび休憩を入れるので,降りてくるのはかなり遅くなりました.

ブレーキパッドを他のものに交換したら,熱による性能劣化は改善するのかなぁ.

もし V ブレーキなどのリムブレーキの場合は,ブレーキの効きの他に,リムが熱をもってタイヤやチューブに悪影響がでるのも心配しなければなりません.それを考えたらディスクブレーキのほうが有利かとも思いますが,結局は時々停車してブレーキを冷やすという走り方が基本になりますね.

今回は,八王子まで輪行して,そこから須藤さんの車で会場まで行きました.行きも帰りも運転は全部須藤さんでした.ありがとうございました.

宿泊のとりまとめや,松本ポタリングの案内など,みきさんどうもありがとうございました.とても楽しめました.

また来年も参加したいと思います.次こそ 2 時間を切るタイムで走りたいなって思います.

これまでの記録:

なぎのさんのレポート:

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