履歴もしくは日誌
2011 年 9 月の履歴(もしくは日誌)
2011 年 9 月
9 月 12 日
写真にジオタグをつける為に Google Latitude を利用する
写真に位置情報のメタデータを負荷する.つまりジオタグをつける.これについてGPSPhotoLinkerの紹介とかしましたが,先日 Google Latitude のデータを利用するツールについて書きました.これを最初に公開したときには,ちょっとアップロード時の手違いで Perl プログラムが動かない状態でしたが,「動かないよ!」ってメールをいただいて,慌てて修正.今は動くようになったと思います.
で,メールをくださった Ruben さんからちゃんと動いたと報告をもらって,さらに Blog で紹介したという報告も受けました.
とても詳細にいろいろ解説していただいてうれしい!本来はぼくが書くべきだった大切な事がきちんとまとめられていました.
- iPhone の Google Latitude App を利用すると,Google Latitude に位置情報が保存され KML ファイルでダウンロードできます.
- KML ファイルを PhotoLinker とかでジオタグを写真に負荷するのに利用できるかというと,直接は利用できません.GPX に変換が必要です.
- KML から GPX への変換には GPSBabel が使えそうですが,Google Latitude の KML ファイルにはタイムスタンプ情報が適切に入っていなくて,単に Waypoint の名前として時刻の文字列が入っているだけなんで,GPSBabel では変換できません.
- で,Google Latitude の KML ファイルの Waypoint の名前のデータを時刻情報としてパースして,タイムゾーンに応じた時差計算を行って,GPX ファイルに変換する必要があります.
- こういった事をLatiPicsなら一括してできるそうで,Google Latitude のデータで JPEG などの画像ファイルにジオタグを負荷できます.でも LatiPics は Nikon の NEF などの RAW ファイルには今のところ対応していないのです.
- ですから LatiPics がアップデートされて RAW に対応するまでは,とりあえず KML ファイルをなんとか GPX に変換するしかないです.
- で,ぼくの Perl のプログラムの利用の仕方を依存するモジュールのインストール手順から丁寧に書いてあります.
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