履歴もしくは日誌
2011 年 9 月の履歴(もしくは日誌)
2011 年 9 月
9 月 29 日
パン屋「ベッカライ・マーロー」
今日は世田谷方面を自転車で散策しました.細君のいとこが今年の 1 月から世田谷でパン屋さんを始めたということで,お店に行ってみました.お店の名前は「ベッカライ・マーロー」.住宅街の中にとても雰囲気の良い感じのこじんまりとしたお店があります.
お店は夫婦ふたりでやっていて,ご主人がお店の奥でパンを焼き,奥様が売り場の担当という感じ.
焼き上がりの時間をちらしで告知してあるとのことで,焼き上がりの時間のころには近所から沢山の人がきていました.3人もお客が入るとお店はいっぱいなので,お店の外で待つ人がいるほど.
ぼくらも沢山パンを買って,近くの大蔵運動公園で買ったパンを食べました.カレーパンとかフォカッチャとか,どれも美味しかったです.
- 店名
- Bäckerei Marlow
- ベッカライ・マーロー
- 電話
- 03-3416-2777
- 定休日
- 毎週日曜日
- 第1・3・5月曜日
- 2011 年 10 月 8, 9, 10 日は臨時休業
- 写真
- 2011-09-29 ベッカライ・マーロー - a set on Flickr
http://www.flickr.com/photos/onohiroki/sets/72157627779118960/
ちなみにGoogle ストリートビューで見ても,まだお店ができる前の画像がでます.
最初に店名を「ベッカライ・マーロウ」って表記したけど,レシート見たら「ベッカライ・マーロー」だったので修正しました.
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9 月 26 日
Nikon 1 V1 予約しちゃった
Nikon から新しいシステムカメラが出ましたね.一眼レフではないレンズ交換式のやつ.Nikon では「レンズ交換式アドバンストカメラ」って呼ぶようです.パナソニックがマイクロフォーサーズのレンズ交換式システムカメラを出したときに「ミラーレス」とか「一眼」とか言っちゃって「一眼」って言っても一眼レフぢゃないし意味不明であれをデジタル一眼って呼ぶのはおかしいし,ミラーレスってのも意味わからないなって思ったものです.その点で Nikon では「ミラーレス」を相当意識しているようでも「ミラーレス」とか「一眼」って呼ばなかったのは良かったと.
ぼくは Nikon D40 と Nikon Coolpix P6000 を使っています.実際一番使っているのは iPhone 4 だったりしますが.あとプロジェクター内蔵ってやつも家にあります.
D40 を持ち出すほどでは無いってときは P6000 を使ってました.これに V1 買い足してどうなるのか.
D40 は全く動画撮れないし P6000 も動画には使ってない.その点で V1 は動画には良さそう.あと D40 よりも V1 のほうが高速連射できるし.
ちかぢか発売される F マウントアダプタを使えば D40 で使っているレンズが Nikon 1 ボディでも使えるようになります. Nikon 1 の画像素子は D40 のサイズよりかなり小さいのですが,D40 標準ズームが Nikon 1 では望遠ズームになるので,それはそれで良いかも.まぁぼくは 10mm から 100mm のズームも買ってしまうよていなので D40 の 18-55mm のズームが V1 についても面白くないけど.
まぁとりあえず Nikon 1 V1 薄型レンズキットってのを予約しました.色は白です.
- Nikon 1 V1
- Nikon デジタル一眼カメラ Nikon 1 (ニコンワン) V1 (ブイワン) 薄型レンズキット ホワイトN1 V1ULK WH
- 1 NIKKOR ズームレンズ
- Nikon 1 NIKKOR (ワンニッコール) VR 10-100mm f/4.5-5.6 PD-ZOOM 1NVR10-100 PD
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9 月 13 日
HTML 4 のころから想定内だった現在のモバイル Web
HTML 4 の規格で重要な要素の一つはアクセシビリティの確保でしょう.それまでは Netscape と Internet Explorer によるいわゆるブラウザ戦争状態で,ブラウザの独自実装にあわせて web コンテンツを作成するっていう状態.そこから脱する為に,特定のブラウザの実装に依存した書き方で無くHTML 4 にそってコンテンツを用意すれば,あらゆるブラウザで一定の範囲で情報にアクセスできるように整備されました.あらゆるブラウザで一定の範囲で情報にアクセスできる事,つまりアクセシビリティの確保は HTML 4 の重要なテーマだったはずです.
そのアクセシビリティは,例えば視覚障碍者の為の音声読み上げのブラウザであったり,画像が表示できないテキスト表示だけのブラウザであったり,画面の小さなモバイル端末のブラウザであったり,そういう様々なブラウザでも最低限の情報へのアクセスを確保するのを約束するものでした.
最初期の iモードは accesskey などの HTML 4 のアクセシビリティの為の機能を取り込んだ上で,HTML 要素を対応するものと対応しないもので整理した,とても簡潔な仕様から始まりました.特殊な絵文字を使えるようにしてある意外は,ほぼ HTML 4 のサブセットという感じでした.これは携帯電話のブラウザ用の応用として良い例だったと思います.
しかし Web コンテンツ制作者はそうそう変わりませんでした.結局シェアの大きな Internet Explorer と Flash を組み合わせた環境に最適化したコンテンツばっかり作って,Flash が使えなかったりフレームに対応できないような貧弱な環境のユーザを無視してきたのです.それでもそういう貧弱な環境を使っているユーザは少なかったし無視しても商売上問題無いって判断でした.
Palm や Windows CE や Zaurus などのモバイル端末で Web を利用したくても,とても不便な時代でした.でもそういうのを使うユーザはマニアックな連中だし人数も少ないから無視して良いと Web コンテンツを作る側は思っていました.Palm や Windows CE や Zaurus などのマイナーな端末を使うユーザ達も俺たちはマニアだって笑っていました.
そして今日ではどうでしょうか?
Internet Explorer のシェアは下降して,Google Chrome や Firefox なんかも無視できなくなりました.そもそも PC 向けよりも iPhone などのスマートフォンの対応も考えなければなりません.
Web コンテンツを作る側からは iPhone が Flash に対応しないのは困るとか,Google Chrome などの新しいブラウザが台頭してきて対応すべきブラウザが増えて面倒だとかといった声が聞こえます.
でも待ってください.
はじめからシェアの大きな環境に最適化してアクセシビリティ確保は二の次っていう Web コンテンツの作り方がそもそも問題だったのです.HTML 4 の基準でアクセシビリティの確保をしていれば,今日のような状況の変化に対応するってのは最初から織り込み済みだったはずです.
そして,マイナーだからと切り捨てられてきた Palm や Windows CE や Zaurus のユーザだったぼくらが,現在のスマートフォンとか Google Chrome などの一定のシェアを持ったグループに転じても,今度はシェアがあっても面倒な連中って言われちゃうのですか?
そろそろ Web コンテンツ作成者側の「俺がかっこいい Web サイト作るぜ」って好き勝手やって,マイナーな環境を切り捨て,アクセシビリティを切り捨てっていうやり方を改めて,HTML 4 レベルの基本をしっかり押さえた Web コンテンツ作りをして欲しいものです.
つまりアクセシビリティ確保に配慮しろと.
マイナーな環境だからと無視するという事を平気でしてきたんだから,シェアがある程度になったら文句を言わずに対応してください.
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9 月 12 日
写真にジオタグをつける為に Google Latitude を利用する
写真に位置情報のメタデータを負荷する.つまりジオタグをつける.これについてGPSPhotoLinkerの紹介とかしましたが,先日 Google Latitude のデータを利用するツールについて書きました.これを最初に公開したときには,ちょっとアップロード時の手違いで Perl プログラムが動かない状態でしたが,「動かないよ!」ってメールをいただいて,慌てて修正.今は動くようになったと思います.
で,メールをくださった Ruben さんからちゃんと動いたと報告をもらって,さらに Blog で紹介したという報告も受けました.
とても詳細にいろいろ解説していただいてうれしい!本来はぼくが書くべきだった大切な事がきちんとまとめられていました.
- iPhone の Google Latitude App を利用すると,Google Latitude に位置情報が保存され KML ファイルでダウンロードできます.
- KML ファイルを PhotoLinker とかでジオタグを写真に負荷するのに利用できるかというと,直接は利用できません.GPX に変換が必要です.
- KML から GPX への変換には GPSBabel が使えそうですが,Google Latitude の KML ファイルにはタイムスタンプ情報が適切に入っていなくて,単に Waypoint の名前として時刻の文字列が入っているだけなんで,GPSBabel では変換できません.
- で,Google Latitude の KML ファイルの Waypoint の名前のデータを時刻情報としてパースして,タイムゾーンに応じた時差計算を行って,GPX ファイルに変換する必要があります.
- こういった事をLatiPicsなら一括してできるそうで,Google Latitude のデータで JPEG などの画像ファイルにジオタグを負荷できます.でも LatiPics は Nikon の NEF などの RAW ファイルには今のところ対応していないのです.
- ですから LatiPics がアップデートされて RAW に対応するまでは,とりあえず KML ファイルをなんとか GPX に変換するしかないです.
- で,ぼくの Perl のプログラムの利用の仕方を依存するモジュールのインストール手順から丁寧に書いてあります.
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