ぼくとしてはセンチュリーラン笠間 2001 と麦草峠アタック 2001 を走って,ぼくの BD-1 のギア比は今のぼくにバランス良くなっているということが確認できた.
次は短いクランクを試すのと,荷物の積載方法をもう少し工夫したい.
すでにメーリングリストで参加者を募っての麦草峠アタックは 2 回目で,ぼく自身は 4 回目.ぼく自身にある程度ゆとりがあったので良かった.それにこぐさんがぼくよりずっと地理に明るくて,いきあたりばったりなぼくに適切に情報・アドバイスを入れてくださった.
実は今回は準備があまくて,ぶっつけ本番的なノリだったのだが,結果としては参加者全員が,無事に麦草峠を登りきることができてホントに良かった.下りでにちさんの転倒というトラブルもあったが,それも大事にいたらず幸いだった.ペースや休憩の回数など,まだまだ調整が必要かな.
2,000 m を超える峠を登るという企画なのに,10 人以上の参加があったということに驚いた.BD サイクリングクラブが折り畳み自転車のサイクリングクラブとして,十分機能していることが,このことからも確認できた.
麦草峠アタックは今回のペースで,ほぼベストな状態だったと思う.無理のない集合時間,無理の無い宿への到着時刻.
電車があと一本遅れても,宿へ事前に連絡しておけば大丈夫だと思う.それに麦草峠への到着時刻も,もう少し遅れてしまうことがあっても何とかなりそうだ.次回はもっと遅れた人が出た場合にどうやってフォローするかなどを考えておくのが課題だと思う.今回は特に遅れる人もなかったのが幸いだった.天気も良かったし,良い条件のなかで峠の登りを楽しめたと思う.
休憩時間とかがちょっと少なめだったので,人数が多いのもあって初日はあまりおしゃべりする時間が足りなかったかもしれない.特に日帰りの初参加の人とは,お話する時間が十分取れなくて,いまさらながら残念だったと思う.
こぐさんとにちさんが BD-1W での参加だった.BD-1W は見ていて良さそうだった.峠を登るのに十分軽いギアがあって,あれならどんな坂でも登ることができそうに見えた.
BD-3 ももちろん良い.BD-1 の 9 段変速も後が 34T だと,かなり軽いギアになるのだと分かった.それでも BD-1W や BD-3 のほうが楽だろう.いずれにしても昔の 7 速の BD-1 に比べれば,現行のモデルはどれも良いと思う.
吉田信生さんの走りは,前回と比べるとかなり頼もしくなっていた.そのウソツキぶりも「ぼくは嘘はついていない」なんてウソが平気で飛び出るほどグレードアップしていた.誰の目にも吉田さんの走りは,本人が言っているほどへろへろでないのは明白だったので,吉田さん走った後には「だまされた」というつぶやきがあちこちからこぼれたのだった.
前回の吉田信生さんの麦草峠アタックのレポートは大好評だったが,今年はにちさんがとても良いレポートを書いている.当日は「辛い登り」が後で「楽しい登り」と回想されるのが印象的.転倒時の描写なども引き付けるものがある.
走り終わったときからすでにキモチは来年の企画で,来年はどういう企画にするかという話題が初日の夜から出ていた.また来年も「麦草峠アタック」を企画したい.BD サイクリングクラブのイベントとしてこれからも続けていきたい.
2001 年 9 月 22 日
麦草峠アタック 2001
他の参加者のレポート
過去の麦草峠アタックのレポート