ぼくは JackWolfskin の TROPICAL RAIN という防水のフロントバックを愛用しています.これをハンドル部分に取りつけてしまうと,通常のライトをハンドルに取りつけても,フロントバックが邪魔になってしまいます.以前使っていたビスタライトのものは,ハンドルの下側に取りつけることで,かろうじてフロントバックの下から前方を照らすことができたのですが,ライトの一部はフロントバックで隠れてしまっていました.
これはなんとかしなくてはと思い,サイクルサービスおおやまという自転車店で相談することにしました.これは以前江刺 実さんの BD-1 がおおやまさんで,ワイヤレスタイプのサイクルコンピュータを付けるときに,サイクルコンピュータの表示部を付ける為に,ハンドルポストにステーを取りつけたと聞いたからです.今回は,そのステーの部分にサイクルコンピュータの変わりにライトを取りつけることにしました.
おおやまさんはとっても親切でいろいろと相談にのってもらえました.BD-1 は通販も含めてよく売れているそうで,たびたびサイクルコンピュータの取り付けの依頼があるので,その方法はずいぶん研究されたそうです.なるべく安くできるようにいらなくなったハンドルを材料にしています.昔はハンドルポストに直接タップでねじを切っていたのですが,今は専用の工具でボルトのようなものを埋め込む方式にしたとのことです.この方が強度がでるのです.とても綺麗な工作でぼくもたいへん満足しています.ライトの位置が十分低くできるので,フロントバックでライトが隠れるようなこともありません.
ライトは 2.4 W のマイクロハロゲン球を使う CAT EYE HL-500 II が明るいと評判が良かったのですが,側面にでかでかとついているロゴがなんか嫌なのでした.ところがそれと同じ者を良品計画があつかているのです.無印良品ですから当然ロゴなどありません.ぼくはそれを買って取りつけました.
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BD-1 にはサドルの裏の後側に赤い反射版がついていました.後側に赤く光るライトを付けるのなら,その赤い反射版を置き換えるのが良いでしょう.しかし,ぼくはサドルバックを使うために,サドルの裏ではサドルバックに隠れてしまいます.サドルバックに取りつけるのが一番なのですが,しかし,自転車本体に取りつけてあるほうが便利です.なぜなら,サドルバックを使わないときもあるからです.
そしてぼくが見つけた場所は,後輪のハブの左側です.ハブの軸に挟むのではなく,後スイングアームには後ハブ軸のすぐ上に小さい穴があります.これは実はぼくが使っているようなキャリアを取りつけるための穴だと思うのですが,ここに取りつけました.ぼくの場合はキャリアを固定するねじがすでにあったので,キャリアとの間に挟むことになりました.ここだと折り畳み時にも邪魔になりません.自転車を地面に倒して置くときに当たってしまうことが気になりますが,それも特に問題ではないのではないでしょう.本当はもっと高い位置に取りつけるのが良いのですが.
とりつけたのはCAT EYE のデュアルモードテールライト MODEL TL-LD250-R です.
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