2009 年 1 月の履歴(もしくは日誌)


2009 年 1 月

1 月 31 日

iPhoto '09 と iPhone

iPhoto '09 をインストールしました.iPhoto '09 には位置情報を認識して地図上に「撮影地」を整理して表示する機能が追加されました,ぼくのところではちょっと問題がありました.以前 iPhone で撮影した画像は位置情報がおかしくなるのです.初期の iPhone 3G には不具合があって,それが原因で「撮影地」で間違った位置に表示されちゃいました.

初期の iPhone 3G の不具合は,撮影した画像ファイルに位置情報を付加するときに経度の正負が間違っていて東経が西経で入るというものでした.最近は画像ファイルに位置情報を付加することを geo tag を付けるとか goecoding っていうみたいです.で,間違って入っている位置情報を修正する必要がありました.大した枚数ではないので PhotoGPSEditor を利用して手作業で修正する事にしました.iPhone で撮影した画像を PhotoGPSEditor 読み込んで,経度 (Longitude) が -139.xx 度ってなっているところのマイナスを削除するだけ.でも一枚ずつ手作業.これで「撮影地」が正常になりました.

これまでも Garmin のハンディ GPSGPSPhotoLinkerを使って画像ファイルに位置情報を付加してきたし,GPS 内蔵のデジタルカメラ COOLPIX P6000 も先日買ったし,iPhoto '09 でますます楽しめそうです.

iPhoto '09 では,写真を「ブック」として印刷製本のサービスを注文する時に,画像の位置情報を使って地図のページを作ったりする事ができるようになりました.ところがあまり地図は詳細でなくて大まかな位置がわかる程度の地図しか使えないみたいです.川崎市とかってのはわかるけど,それ以上細かいところは地図ではわからないみたい.ちょっと残念.

iPhoto '09 でもう一つのおもしろい新機能は「人々」機能.これは写真に写っている人物の顔を認識して分類を半自動化する機能です.最初にいくつかの人物の画像について人物の名前を定義しておくと,他の沢山の画像についても iPhoto がどの人物が写っているのか自動判別します.最後はユーザが iPhoto の判別があっているか間違っているかを判断して登録する作業があるんですが,それでも大量の画像を半自動で分類できるのでなかなか便利です.

この機能は Google の写真アルバムサービスである Picasa Web Albums でも Name tags っていう機能としてすでに実現されています.あれもすごいなって思いましたが,iPhoto のも同じようにうまく動くようです.

あちこちで犬や猫の写真を iPhoto '09 で認識できるとかできないとかって話題になっているようですが,ぼくのところでは猫は 100% ダメでした.猫の写真で顔の部分の指定を手動でやらないと顔があるって認識されませんでした.これも残園だけど仕方ないなぁ.むしろ数人の赤ん坊の写真をちゃんと iPhoto の自動判別がちゃんと判別した事がおどろきです.良くできていると思います.

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