2006 年 3 月の履歴(もしくは日誌)


2006 年 3 月

3 月 29 日

行くぞオレゴン:Cycle Oregon The Week Ride

Cycle Oregon The Week Ride に申し込みました.それは 7 日間で,およそ 500 マイル (800 Km) を走る,サイクリングツアーイベントです.費用は $799 で,これさえ支払えば荷物は自動車で運搬してくれるし,食事は 3 食用意されるし,シャワーやトイレはトレーラで運んできて設置されるしで,至れり尽くせりです.ツアー中はテント泊になるので,自分のテントの設置と撤去は必要です.後は,ほぼサイクリングだけに集中できるようになっています.もちろん,サイクリングの他に,夜は毎晩コンサートステージがあったり,カフェが開かれたり,自転車ショップが開かれたりといろいろ.

参加者は 2,000 人くらいになります.オレゴンの人口 300 人とかの小さな街を 2,000 人ものサイクリストがおとずれるのです.それぞれの街はそれぞれの方法で歓迎してくれます.ぼくが参加した時には,街の人がバイオリンの演奏を聴かせてくれたりとか,踊りをみせてくれたりとか.場合によっては,その街の一番のお祭りがサイクルオレゴンになったりするようです.

オレゴンはとても雄大です.深い森の中を走ったり,砂漠の中を走ったり.自分で計画してサイクリングするのはとても大変そうな場所を走りします.携帯電話は通じなくて,1 日中人が通らないような砂漠の真ん中で,自転車が故障したり飲み水がなくなったりしたらって想像すると,とても大変そうです.でも Cycle Oregon The Week Ride なら,体調不良や疲労で走れなくなれば自動車に乗せてもられるし,メカトラブルもしばらく待っていればメカニックが自動車で走って来て助けてくれます.

それでも,ぼくにとっては冒険です.砂漠や森を抜け峠を越えて,毎日 50 マイルから 90 マイルくらい走るのですから.

2003 年に参加した時には,訓子さん,まきさん,森さん,小林さんと一緒でした.ぼくは訓子さんと ViewPoint Tandem で走りました.今年は訓子さんと Tandem Two'sDay で走ろうかと思っています.

登録料
$799.00 食事とかいろいろなサービス込み
食事のオプション
ベジタリアンフードを選択
行きのバス
9 月 9 日 Portland から集合場所の Lake Wallula まで $50
帰りのバス
9 月 16 日 Lake Wallula から Portland まで $50
Tent & Porter サービス
テントを貸してくれて,しかも毎日テント設営と片付け,荷物の運搬をしてくれる.$300

決定しているスケジュール:

9 月 9 日
Portland から 集合場所の Lake Wallula までバスで移動.受付.
9 月 10 日
Day 1 - Umatilla (Lake Wallula) から Heppner (59 miles)
9 月 11 日
Day 2 - Heppner から Starkey (83 miles)
9 月 12 日
Day 3 - Starkey から Sumpter (53 miles)
9 月 13 日
Day 4 - Sumpter から Union (77 miles)
9 月 14 日
Day 5 - この日は休息日.オプションの Ride に参加しないでゆっくりする.
9 月 15 日
Day 6 - Union から Athena (79 miles)
9 月 16 日
Day 7 - Athena から Umatilla (Lake Wallula) (49 miles)
この日で Week Ride は終了.バスで Portland へ移動.
9 月 18 日
日本に帰国.

まきさんも申し込む方向.森さんはどうします?

誰か一緒に参加しませんか?

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3 月 20 日

Micorsoft Entourage と Exchange と Outlook と Apple iCal の同期

Micorsoft Entourage が更新されて,環境設定の中に「シンクサービス」ってのが追加されました.これによって Entourage のカレンダーと iCal同期できるようになります.

環境設定の中の「シンクサービス」の「イベントと仕事を iCal および .Mac と同期する」っていう項目にチェックを入れると同期が行われます.

同期すると iCal 側では「Entourage」っていうカテゴリーの「カレンダー」が勝手に追加されて, Entourage 側の全てのカレンダーのイベントがそれに登録されるようです.ですから通常は最初の同期では iCal 内のデータは Entourage に移されないみたい.いや,もし最初の同期で iCal 内のデータが Entourage に追加されると,デートの予定とかサイクリングの予定なんていたプライベートなデータが,会社の Exchange サーバにまで同期されてしまって,ちょっと嫌なことになってしまうので,これはこれで良いかな.

iCal では,仕事関係のイベントを 3 つの「カレンダー」に分類していたんだけど,それらを「Entourage」っていう分類の「カレンダー」に移行しました.手作業で一つ一つをやるのは大変なので,一度外部ファイルに書き出ししてから,読み込みを行い,その読み込み先を「Entourage」に指定しました.

iCal の画面の左側にカレンダーっていう欄があります.そこに「ホーム」とか「仕事」といった分類の「カレンダー」があります.それを選んでから,ファイルメニューの「書き出し...」を選択して,適当な場所に書き出します.

次にファイルメニューの「読み込み...」を選びます.iCal ファイル,vCal ファイルもしくは Entourage データのどれを読み込みこむか選択画面になるので iCal を選び,先ほど書き出ししたファイルを選択します.例えば「仕事.ics」のようなファイルです.ファイルを選択したら,「イベントの追加」っていう画面になり登録先にするカレンダーを選択してくださいという表示になるので,Entourage を選んで OK をクリックします.そのあとで,さっき書き出ししたカレンダーを削除しておきます.こうすれば一括して「仕事」という分類の「カレンダー」のイベントを「Entourage」という分類の「カレンダー」に移行できます.

その後で同期を行うと,職場の iBook で iCal と .Mac と Entourage が同期して,その後 Entourage と会社の Exchange サーバが同期して,さらに職場の Windows のコンピュータの Outlook と同期しました.

この時に,Entourage と Outlook のカレンダーに登録されるイベントは,仕事関係のイベントだけ.ぼくのやりたいことは一応満たされているから良いけど,Entourage に同期するイベントを分類ごとに選択できる機能があったほうが良いよなって思いました.

iCal を使い始めてからどうにかならんのかって思っていた事が,やっとどうにかなりました.

自宅の iBook と職場の iBook は,.Mac を介して同期ができていました.Entourage のシンクサービス対応によって,自宅の iBook と職場の iBook と 会社の Windows コンピュータの 3 台でカレンダーが同期できました.

あとは .Mac の Web サービスで,iCal の全てのデータにアクセスできるようになれば良いんだけどな.

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3 月 17 日

メールサービスのトラブルで,81 通のメールが消失しました

ぼくが利用しているインターネットサービスプロバイダのメールサービスで障害が発生して,2006 年 3 月 12 日 (日曜日) 0 時 31 分頃から 2006 年 3 月 14 日 (火曜日) 13 時 7 分頃までの onohiroki@cup.com 宛てのメール 81 通が消失しました.

メールの内容は消失してしまったのですが,消失した受信日時,送信者,宛先の記録がユーザに公開されました.この情報からぼく宛ての 81 通が消失したことがわかりました.

その記録をみて,心当たりのあるメールアドレスの数件には,こちらからメールで連絡しました.残りのメールアドレスは,ほとんど迷惑メールなどだと思いますが,もし,おのひろき宛てにメールしたけど,返事が無いぞって場合は,再度ご連絡くださいまし.

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3 月 15 日

IKD 訪問: Brompton 復活

日曜日にCYCLETECH-IKD を訪問した際に,昨年の 8 月から壊れたままになっていた Brompton を修理してもらいました.その場で修理してもらえるとは思っていなかったのですが,すぐに修理してもらえて持ち帰ってくる事ができました.チェーンテンショナーがもげて,スプロケットが割れて,走行不能という状態でしたが,それらのパーツ交換をしてもらいました.

スプロケット割れの前の大きなトラブルは,後輪のハブ軸の破損だったわけですが,あまり乗っていないうちにまた壊してしまったので,あまり Brompton に乗っていない気がします.

そういえば,後輪のハブが 5 速のハブなのですが,4 段しか変速しなくて 1 速に入らないみたいです.でも,特に困らないから気にしない事にしました.

これで 2005 年 11 月の自転車の状況から比べると,BD-1 の泥よけを交換して,Sat R Day Recumbent のデュアルコントロールレバーとケーブル類を交換して,Brompton の修理をしました.ViewPoint 用のハブダイナモ付きホイールは壊れたままですが,普通のホイールが有るからそれほど困っていないし,あとは GTX のダイナモの修理かな.

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IKD 訪問: 新 Sat R Day Recumbent 試乗

@nak(あ)さんも,Column@nak に書いていますが,ぼくもCYCLETECH-IKD を訪問した際に,新しいタイプの Sat R Day Recumbent に試乗して来ました.

ぼくの Bike Friday Sat R Day Recumbent は今は生産終了の古いタイプで,まったく新しく設計された新 Sat R Day で置き換えられました.

古い Sat R Day は生産時に手間と時間がかかりすぎるってことで,見直しが行われたのですが,新しい Sat R Day もかなり複雑で手間がかかっているようにみえます.Hanz さんは,新設計をするときに,あまり生産性の事は重用視しなかったのでしょうか.新 Sat R Day は,古いのと比べると軽くなっていて,その分だけ走った感じも軽快でした.どちらかというと,走りを主眼に新設計されたのかもしれません.

リカンベントというと,空気抵抗が少ないとか効率が良いといろいろ言われていますが,古いタイプの Sat R Day Recumbent は実はゆっくり走るタイプの自転車だったと思います.乗りやすくて日常の足として,またはツーリングの相棒としてとても良い自転車だったと思うのですが,あまりがんがん走るような自転車ではありません.

それに対して新しい Sat R Day は重量も走りも軽くなり,がんがん走れそうな印象です.かなり踏み込んで走ってみても,古い Sat R Day のようにはフレームのねじれる感じがしませんでした.特に折り畳まれる先端に BB が付くブームの部分の剛性があがっていると思います.

シートは,以前の Sat R Day は,座布団とフレームにメッシュを張ったタイプのシートでした.後にアメリカンなハンモックシートがオプションで用意されました.それらと比べると,固いシートにクッションを敷いたヨーロピアンなシートを採用した新しい Sat R Day は足付きが良くなっているようです.シートが細いからですね.新しいシートは寝そべってみると良い感じでした.

ぼくが新しい Sat R Day で気になったのはシートの固定部分です.シートはフレームの上のレールを金具がスライドするようになっていて,その金具をクイックレリーズで固定するようになっていました.ここはかなりキツく閉めないと乗っている時にシートが動いてしまいます.でも,折り畳む時には,その固定部分を緩めなければなりません.シート位置を前後に調整する時の固定と,折り畳みの為のシートの固定が同じクイックレリーズで行うようになっているのです.折り畳みの時に毎回シート位置も調整が必要になりそうですね.古いタイプは,シートを固定する金具は位置調整した上でボルトでフレームに固定して,その金具とシートをクイックレリーズで固定していたので,折り畳みの時にシート位置が変わってしまう事がありませんでした.

ぼくは自分の Sat R Day のシートの後ろに籠 (RIXEN & KAUL のショッパー)を付けて便利に使っていますが,新 Sat R Day ではなにか工夫しないと同じように籠を付けるわけにはいかないみたい.

試乗した感想を短く述べれば,「ぼくの Sat R Day よりも,新しい Sat R Day のほうが,走りが軽い.」

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3 月 14 日

IKD 訪問: Asako さんの Pocket Crusoe

Asakoさんが注文していた Pocket Crusoe を高崎市にあるサイクルテック IKD に引き取りに行くという事だったので,ぼくも一緒に行くことにしました.遠いところなので一人で行くよりは,誰かが行く時に一緒に行った方が,行き帰りの電車も楽しい時間になるし.結局 8 人くらいで JR 湘南新宿ラインに乗って高崎に向かったのでした.

Asako さんの Pocket Crusoe は,Candy Apple II という赤い色で,納車時にバーテープは赤とピンクのバーテープが巻かれました.

ハンドルは H バーっていうもので,マウンテンバイク用のストレートハンドルにバーエンドバーを溶接したような感じです.そんな形だと通常はブレーキレバーやシフターをバーに付ける事ができなくて困るのですが,Bike Friday のハンドルバーは,真ん中から分割なのでバーエンドバーにあたる部分を溶接してしまっても大丈夫なわけです.バーエンドバーのようにボルトで固定してあるわけではなく溶接してあるので,その部分も持ちやすいです.

Asako さんの Pocket Crusoe では,その H バーのバーエンドバーにあたる部分にブレーキレバーとシフターが取り付けてあります.シフターはグリップシフト.ブレーキレバーはマウンテンバイク用のもの.ですからちょうどブルホーンバーのような感じでハンドルバーを握ることになります.

実は H バーにこのようにシフターとブレーキレバーを配置するのは,Bike Friday ではあまり珍しいことでは無いみたいで,オレゴンで Bike Friday 乗りが集まった時には,割と人気があるようでした.でも日本では見た事がなかったし,サイクルテック IKD でも初めてだったそうです.

仕上がった Pocket Crusoe について,Asako さんはLEVEL のロードレーサとは全然違う感触だと言ってました.ロードレーサは安定感とか進む感じで良い面があるけど, Pocket Crusoe のほうが気楽に乗る事ができそうだということ.特に輪行は Pocket Crusoe のほうが断然楽とのことでした.

Asako さん,新しい自転車の納車おめでとう.自転車 3 台になっちゃいましたね!

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BikeFriday の TiLite Tandem は,生産終了?

サイクルテック IKD の片岡さんのコラムTi Lite Tandem を読んで,チタンチューブを利用して軽量化した TiLite シリーズのタンデムが Bike Friday の製品一覧から消えているのを知りました.生産終了でしょうか?

Double Day Recumbent Tandem や Twin Air Q Tandem がすでに生産終了になっていますが,Ti Lite シリーズも生産終了なんでしょうか?

Double Day Recumbent Tandem と Twin Air Q Tandem は,手間がかかりすぎていて,生産コストが高くなりすぎたのだろうと思うのですが,TiLite シリーズでもそんなに手間なのかなぁ? 他のタンデムと比べて TiLite シリーズで手間がかかるのって,チタンチューブの部分にバンドで固定するボトルケージ台座くらいだろうと思うのですが...

日本の TiLite な Bike Friday のタンデムって,片岡さんの TiLite XL Traveler と,まきさんの.そしてぼくの Tandem Two'sDay TiLite Sports Tour くらしか知りません.ほかにもあるのかな.

そもそも Tandem Two'sDay の TiLite バージョンで何代作られたんだろう.

値段を考えると別に TiLite バージョンでなくても良いのではないかと思うんだけど,TiLite XL Traveler って,すっごく軽くてとっても良いタンデム自転車だと思うのです.あまり売れなかったのかなぁ.

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3 月 13 日

3 月の荒川サイクリングは,3 月 21 日(春分の日)

荒川サイクリングは,毎月第三日曜日に開催していますが,3 月は「2006 東京・荒川市民マラソン」と日程が重なり,いつものようにサイクリングロードを走るのが困難だろうって事で,日程をずらすことになりました.それで今月は第三日曜日ではなく 21 日火曜日(春分の日)の開催を予定しています.

荒川サイクリング:今月の開催日
2006 年 3 月 21 日 火曜日(春分の日)
集合場所
JR 埼京線浮間舟渡駅の前の浮間公園.
集合時間
午前 9 時
解散場所
葛西臨海公園
コースの長さ
約 30 km

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3 月 11 日

砧公園でタンデム

今日はとても良い天気でした.さやかちゃんに誘われて,一緒に友人宅を訪ねることになりました.友人宅の最寄り駅で待ち合わせて,そこから一緒に向かおうという約束.それでぼくは Tandem Two'sDay で出かけて,駅から友人宅までタンデムで移動することに.

途中で砧公園があり,公園の中のサイクリングコースを 1.5 周.

ViewPoint Tandem を買う前から,一緒にタンデムに乗ろうと何度も誘って来たのですが,今日やっと実現しました.

さやかちゃん,なかなか楽しかったでしょう? 次はもう少し沢山走りましょう.

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3 月 5 日

風力発光

さっそく,風力で発光する Windy Flasher II を夜に使ってみました.思っていたよりも低速から点灯します.明るさは路面を照らすには不十分な明るさですが,前方からの被視認性を向上するという目的であれば,きちんと光っているって感じです.ただ交通量の多い道路では,周辺もそれほど暗くないですし,自動車の前照灯は相当明るいので,あのライトが被視認性の向上にどれほど貢献できるかは,やはり疑問です.

主に歩道を通行している場合なら,被視認性の向上という意味では効果があるかと思います.ただ歩道走行の場合,徐行して通行しているわけで,なにかあってさらに速度が遅くなると消えてしまうことになります.徒歩の速度の時速 4 km くらいだと,風にもよりますが安定した発光は無理かも.

取り付けが非常に簡単で,電池を必要としないという点では非常に画期的だと思います.これでキャパシタ(コンデンサ)を利用して風車が止まっても一定の時間だけ発光が持続するようにすると,実用度がかなりあがるような気がします.

今の明るさだと,かなり心細いので,電池式やダイナモを使った前照灯の置き換えとして考えるのは無理だと思います.電池で発光ダイオード(LED)を点滅させるようなライトの置き換えにはなるでしょう.でもその場合も前照灯が別に必要になると思います.

今日の夜の走行時には,電池式の前照灯と Windy Flasher II の両方を点灯して走りました.帰宅してから自宅の周りで Windy Flasher II だけを点灯させて写真を撮ってみました.走行速度は小走りくらいの速度.デジタルカメラのスローシャッターで撮影したら,自転車が走るのにあわせてライトの軌跡が写りました.その軌跡が点線になったので,連続点灯しているように見えても実際は点滅しているようです.

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オレはライダー:まわる風車,風力で光る

仮面ライダーはベルトの風車:タイフーンで風力エネルギーを蓄えて,そのエネルギーで超人としての力を発揮していました.一方で自転車乗りは空気抵抗と戦いながら走るだけで,全身で受ける風力を利用するところまでは至りませんでした.

ところが先日,東急ハンズの自転車売り場で画期的な製品を発見.それは自転車dえ走ることにより風を受けて風車をまわし,風力エネルギーで発光ダイオード (LED) を点灯させるというものでした.自転車乗りと風力エネルギーとの出会いです.オレはライダー,自転車ライダー.やはり買ってみるしかありません.

以前,荒川サイクリングで同様の製品を購入してヘルメットに付けていた人がいました.聞けばそれはオートバイ用の製品なのだそうでした.風車が小さくて自転車の速度で本当にうまく機能するのかどうか疑問でした.オートバイ用としてはあまり風車が大きいと,空気抵抗が大きすぎるのでしょう.

その点今回購入したものは,風車が直径 6 cm くらいとやや大きくて,オートバイよりも低速な自転車でも効率よく発電/発光しそうでした.

製品名
Windy Flasher II
メーカ
株式会社 アドバンス・アンド・テクノロジー (東京都練馬区)

法令で自転車には前照灯が必要な訳ですが,このライトが前照灯になるかというと,ちょっと不安です.点滅する LED ライトなどと同程度と考えれば良いのでしょうか.今回購入したのは白色 LED のものですが,他に青色 LED のものもありました.赤があったら尾灯として利用したいかも.ちなみに自転車には尾灯は義務づけられていませんが,尾灯の有無に関係なく赤色の反射板を付けることが義務づけられています.

この風車は Sat R Day に取り付けてみることにしました.暗くなってから走るのが楽しみです.

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