2006 年 6 月の履歴(もしくは日誌)


2006 年 6 月

6 月 27 日

ツール・ド・美ケ原自転車レース大会 2006 に参加しました

ここ数年は,毎年のイベントとしてツール・ド・美ケ原に参加しています.この大会は全長 21.6 km ほどのコースがほとんど全て上り坂になるヒルクライムレースです.標高差は 1,270 m ほどになります.凄く速い人は 1 時間くらいでゴールするそうですが,ぼくはまだ 2 時間を切る事ができません.

長野県の自転車イベントではタンデム自転車で参加が可能な事が多く,このツール・ド・美ケ原もタンデム自転車で参加できます.初めて ViewPoint Tandem で申し込んだ時にはマウンテンバイクのカテゴリーに申し込んでくれと言われたのですが,今回はタイヤがマウンテンバイクカテゴリーの規定よりも細いタイヤとドロップハンドルをつけた Tandem Two'sDay での参加なので,一般男子 C クラスで申し込みました.タンデムなので 2 人で走りました.今年は訓子さんが一緒です.

今回はレースの途中でブレーキの再調整というメカトラブルと,ボトルに水を補給するためとの 2 度停車しましたが,基本的には休憩無く走りきりました.

苦しいところでは全力で走っているのに,勾配が緩くなればとたんにサイクリング気分になってしまって,あまり攻めた走りはできませんでした.

訓子さんはツール・ド・美ヶ原に初参加なのでコースの先もわからず体力を温存し過ぎたみたい.ラストスパートの時には無駄に元気でペース配分は失敗だったようです.

タンデムで二人でダンシングで登坂というのは難しいですね.練習しないとできないのだと分かりました.

スタートは 8 時 2 分で,ゴールは 10 時 15 分くらい.公式結果は 2 時間 13 分 5 秒でした.目標は単独で走った時の記録の 2 時間 17 分位を目指しましたが,それよりも良い結果になりました.なぎのさんとのタンデムでの昨年の記録 2 時間 11 分よりは若干遅い結果でした.

訓子さんにとってはレースへの参加が初体験でしたから,それを考えればとても良い結果が出せたと思います.もっともぼくから訓子さんへの事前説明が足りなくて,ペース配分なんかで失敗したのが反省点です.訓子さんのペース配分がよければもっとよい記録が出たのかもしれません.

途中で凄く速いリカンベントに追い抜かれました.リカンベント部門の優勝者は 1 時間 17 分くらいだったとか,すごいなぁ.

登りきってゴールなので,レース終了後に下ることになります.タンデム自転車では下りは十分に注意しないと危険です.今回の下りは,事前にブレーキの調整をしっかりしたことと,ブレーキを温存する走りでスピードが出せるところではスピードを出して走れた事,途中で適当に休憩を入れた事,途中でブレーキを再調整したことなどから,特に不安無く無理なく下ってくる事ができました.なんか Tandem Two'sDay のブレーキ周りの調整がやっと分かって来た気がします.

トラブルは下山の途中で発生.訓子さんがディスクブレーキのロータ(つまりディスクの部分)は熱くなっているかなって思って,素手で触って確認しようとしたのです.指先にロータの模様をしっかり焼き付けました.まだ下り始めであまり高温でもなかったのか,触ったのがちょっとだけだったのか,大した火傷になりませんでした.ディスクブレーキのロータは高温になるので注意しましょう.

とても良い大会でした.また参加したいと思います.訓子さんに走り終わった直後に感想を聞いてみたら,来年また走るってことはまだ考えられないようでした.

これまでの記録:
(mspo.jp のサイトで結果を閲覧するには,登録が必要)

GPSでの記録を「2006 年 6 月 25 日:ツール・ド・美ヶ原」で公開しました.

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